デザイナーとしてデザインの幅を広げるために日常で行なっていること。

お久しぶりです! 東條です。
今回はタイトル通り僕がデザイナーとしてデザインの幅を広げるために日常で行っていることを書いていきます! 
早速行きましょう! 

普段の自分ならしない選択をあえて選択する。

僕がデザインの幅を広げるために日常的に行なっていること、それは「普段の自分ならしない選択をあえて取り、様々な体験をする」ということです。

これは当たり前の話ですが、自分が作るデザインを届けたい人は案件によって様々です。
学校系のデザインだったら、学生や教職員
料理系のデザインだったら、料理が好きな人
イベント系のデザインだったら、イベントが好きな人
などのように、案件ごとにターゲットは毎回異なります。

そして必ずしも、自分がそのターゲットたちと近い感性を持っているとは限りません。
それはそうですよね。今までどんな体験をしてきたか、住んでいる場所や好きなものは人によってバラバラだからです。
しかしデザインを作る時はペルソナを作ったり、「どんな雰囲気のデザインだったらターゲットの目を引くことができるか」などを妄想しながら構成を作ることがデザイナーにとって大切なことであり、デザインの幅を広げるためには大切なことだと僕は考えています。

そこで僕は思いつきました。
「今まで自分がしてこなかった体験を、色々体験していけば良いのではないか」と。
つまり、ターゲットたちが日々体験していそうなことを実際に自分も行ってみて、ターゲットの感性に少しでも近づこうということです。
学校系のデザインを学生に届けたいなら、勉強してみる。
料理系のデザインを料理が好きな人に届けたいなら、料理をしてみる。
イベント系のデザインをイベントが好きな人に届けたいなら、イベントに参加してみる。
などです。

この考えを持ってから日常の生活で今まで自分だったら取らなかった選択を積極的にとっていくようになりました。
例を挙げると
・普段なら絶対行わない料理をして餃子を作ってみた。
・猫派なのに犬カフェ(自分が飼っている犬も連れていけるタイプのカフェ)に行ってみた。
といった体験をしました。

そしてその2つの体験を通して
・自分が料理している食べ物の完成系が頭の中で見えていると料理も楽しくなる
・犬カフェで、犬の飼い主同士での交流の場となっていることが素敵
といったことを肌で感じました。
以上の2つを、それぞれデザインに落とし込むと
・美味しそうな料理の写真が入ったデザインだとターゲットの目を引くのではないか
・犬とその飼い主同士が交流している雰囲気を作り出せれば良いのではないか
という案が浮かんできました。
どうですか。これらの情報があれば良いデザイン作れそうじゃないですか? 
この2つの考えは、普段の自分なら出てこなかった考えであり、実際に普段と異なる体験をしたから生まれた考えなのではないかと僕は思っています。

こんな感じで、普段自分が取らない選択肢をとり、そしてその体験を通して自分が何を感じたのかということを意識することで、自分のデザインの幅や引き出しが広がりました。
書籍を使って家で勉強するものありですが、たまには外に出て自分が知らない世界や景色を見に行くのも非常に勉強になりますし、人生も豊かになった気がします! 
このブログを見た皆さんも、普段とは違う選択をし、色々体験してみると何か気づきがあるかもしれません! 

ぜひ試してみてください!