ヤフオク!で欲しいものを上手に買う方法。


みなさん、ヤフオクしてますか? 藤中です。

今回はヤフオク暦10年、評価ポイントわずか12の私が、ヤフオクでの購入のコツをお伝えします。

欲しいものがなかなか買えないのがヤフオク!

あなたが欲しいと思うものは他の人も欲しいので、必ず入札競争になります。競争になると、お金に糸目をつけない人が勝つに決まっています。
時にはエキサイトするあまり、新品で買うよりも高くなってしまったなんてことも!?

私は、よくスピーカーのカテゴリーを見ていますが、このジャンルは中古市場ができあがっており、機種ごとに相場があるため、仕入れ業者も参加します。特にクリーニングやレストアで仕入れより高い価格で売ることのできる業者は、かなり高額でも入札するので一般人は諦めたほうが得策かも。
時計やアクセサリなども、同じように中古市場ができあがっています。
こういったジャンルの商品で、状態のよいものは、ある程度お金を出さないとなかなか競り落とすことができません。

オークションなのですから、欲しいものを安く買いたいですよね。
それでは、どうすれば欲しい商品を安く競り落とすことができるのでしょうか。

ねらい目の品物を探そう。

  • 手作り
  • 直接取りにきてください
  • 期限ギリギリのチケット
  • 多少痛んでいる
  • 商品名がタイトルに入っていない
  • カテゴリーが間違っている
  • 終了時間が早朝、お昼、夜中
  • 季節外れの服

こういった出品は入札も少なく、比較的安く落とせます。
手作りのものは、ちょっと買うのが怖いので、それまでの評価を参考に買うかどうか決めましょう。手作りされている方は、自分のホームページやブログを持っている場合も多いので、それも参考にしましょう。

直接取りに来てくださいという方は、品物が大きく梱包が面倒な場合と、大切に使ってくれる人に買って欲しいので引継ぎをしたいという場合があります。中には、品物を見てから買うかどうか決めて欲しいという、良心的な方もいます。
どちらにしても、地域が限定されるため、安くなりますね。なんとか行けそうな距離なら、ドライブがてら出かけてみてはいかがでしょう。

期限ギリギリのチケットはかなり良心的な価格で出ている場合があり、私の知り合いはポール・マッカートニーのコンサートに3,500円で行っていました。即決価格を安く出している出品者は、お金が欲しいのではなく、本当に欲しい人に安く買ってほしいと思っている良心的な人です。

チケットぴあで売り切れたチケットが、ヤフオクでは余っている場合もあります。転売目的の人が多く仕入れすぎた場合でしょう。そういうチケットは、期限が近づくと投売りになるので、ちょっとマイナーなバンドのチケットになると、最前列が定価割れしている場合もあります。

カテゴリーを間違えて出品されているケースも、まれにあります。ナイキの靴が欲しい人は、「ファッション > ブランド別 > な~の > ナイキ」を探しますが、違うカテゴリーに間違って登録されているものは、見つかりません。
カテゴリーを絞らず、「ナイキ 26cm」などで検索すると、カテゴリー間違いの商品が見つかることがあります。

ヤフオクは入札競争が過熱するし、商取引の場でもあるわけですが、そこから一歩外れた商品をねらうと、とてもいい買い物ができるようです。

ブランド物など人気カテゴリーの場合。

相場を調べよう。

スマホのヤフオクアプリなら、検索したキーワードに対して、過去90日間の相場を見る機能があります。今のところ、アプリだけの機能なので、ぜひ活用したいところです。
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過去の落札価格がわかるサイト「オークファン」や、中古ブランドショップなどで、相場を調べておきましょう。まだ新品が買えるもので状態がよければ、新品の2割引で購入できればいい方だと思います。

「ウォッチリスト」に追加して様子を見よう。

「ウォッチリスト」に登録しておけば、その商品をいつでも見ることができます。この機能のいいところは、落札された後でも120日間、その商品のページを見られることです。
「ウォッチリスト」に登録していなかった場合でも、出品者評価一覧から見ることができますが、出品者がわからなければお手上げです。興味のある商品は、必ず「ウォッチリスト」に登録しましょう。

また、「ウォッチリストリマインダー」を設定すれば、入札を忘れることが減ります。

買うかもしれない商品は安いうちに必ず一度入札しよう。

1円の商品で、残り時間もたっぷりある場合、「ウォッチリスト」に登録しても、誰にも入札されないまま出品が取り消される場合があります。
欲しいと思ったら、迷わず入札しておきましょう。

詐欺、悪徳商法に気をつけよう。

「ルイ・ヴィトン風」「エルメスのオレンジ色」「バーバーリー柄」などは、そのブランドの商品ではありません。粗悪コピー品の場合もあります。写真や本文、過去の評価一覧を注意深く確認しましょう。
タイトルにブランド名をたくさん入れて、検索結果に上がりやすいようにしているものもあります。
電化製品などで、「当方、確認環境がないので、動作確認できません。」というものは、まず動かないと思ったほうがいいでしょう。

いよいよ入札。入札競争に勝つためのコツ。

人気商品は時間10分前から一気に価格が上がります。

安いうちに一度入札しておけば、あとはオークション終了間際まですることがありません。10分前ぐらいになると、本当に欲しい人たちが一気に入札を始めます。
商品によって、10分や3分で自動延長されることも多く、それより前にがんばって入札しても、あまり意味がありません。
自分が出せる価格を決めておいて、それ以下ならどんどん入札しましょう。

送料がかかることも忘れないようにしましょう。新品であれば、送料無料のショップがたくさんあります。送料のせいで、新品よりも高くならないように注意しましょう。

自動入札で競争相手の戦意をくじこう。

ヤフオクの入札単位は以下のとおりですが、予め自分が出せる高めの金額を入れておくことで、自動入札になります。
入札単位
今の価格が1,000円で、あなたが3,000円でも欲しいと思ったら、3,000円と入れておきましょう。3,000円と入れても、入札価格は1,100円です。
他の人が1,200円で入札すると、自動的に1,300円で入札されます。
予算が10,000円なら、10,001円にしておくと、相手が入札するためには10,501円で入札する必要があるため、駆け引きが少し有利になります。

最終的にものをいうのは、みんな大好きなアレ。

オークションで競争になった場合、最後は所詮お金。欲しいと思ったものはお金に糸目をつけず、落札しましょう。特にレアものは、次いつ出品されるかわかりません。

「お金のことは落札してから考える!」という漢らしさ、あこがれますね。ちなみに、私はすぐに退散するほうですが。

最後に。一般人にとってヤフオク!はあくまで楽しみ。冷静になろう。

ショッピングには中毒性があります。オークションも同じ。
時間はお金よりも大切な資源。夢中になるあまり、仕事や大切な時間を圧迫しないようにしましょう。

ヤフオク!を見ている時間、アルバイトしたら、欲しいものが何でも買えるかも!?

それでは、みなさん、よいヤフオクライフを。