働き方改革で俺を改革しはじめてみた。【早起き編】

こんにちは田村です。

皆さん。お忙しいでしょうか? 効率的にお仕事されてますか? 夜は家族とご飯を食べてますか?
私は残念ながらできておりません。

何故、シゴトが終わらないのか…。
これは、Webディレクターをはじめた時から常に私に纏わりついて離れない課題であります。
自分が手を動かすべき仕事は当然のことながら山ほどあるのですが、日中は打ち合わせ、会議、社内スタッフとの相談、メールのお返事などなどで、中々落ち着いて考えたり、手を動かす仕事ができません。気がつけば夕方になり、19時過ぎたくらいから、やっと自分の仕事始める始末。

ご存知のように、「働き方改革」が国をあげて謳われるようになり、短い時間で如何に効率を上げるかが、
我々We制作会社でも重要とされてきています。
「部下たちに早く帰りなさい」と言いつつ、延々と働いている自分を振り返ると、やはり何かを変えないといけないと思い会社にあった本を手に取ってみました。

精神科医 樺沢紫苑さんの著「脳のパフォーマンスを最大まで引き出す 神・時間術」


精神科医?!  神?!  神々しく説得力があるタイトル!!
サブタイトルが「あなたの24時間を科学的に2倍にする! 」。
なんだと! なんだと!! と思うわけでございます。1時間が2時間に! 4時間が8時間に! 8時間が16時間に!! 疑いを持ちたくなるほど、衝撃ですね。

脳のパフォーマンスを最大まで引き出す 神・時間術

起床してから2時間〜3時間が集中力のゴールデンタイム?

早速読み始めると、その極意がすぐに見えてきます。
ここで本の内容をこまかく記載するつもりはないのですが、大雑把に掻い摘んで言うと、
集中力の高い時間に仕事をすれば、通常の倍のスピードで仕事をこなすことができ、しかも質もあがるぜ!!
そのゴールデンタイムは朝だ。ということらしいです。

起床してから2時間〜3時間がもっとも集中できる時間のようで、その後お昼の2、3時に最も集中力は低下し、終業時間に向けて集中力が高まるようです。

なるほど、朝に集中して自分の仕事をして、
昼間は日々行っているコミュニケーションを必要とする仕事をし、
すでに自分の仕事が終わっている夜は定時の19時に帰る。
素晴らしじゃないですか。19時以降は自分の勉強に当てることもできるし、
ジムに行ってダイエットにも励むことができる。一石二鳥、三鳥!
(運動することも時間術にとって、とても大切だとこの本にも書かれています)

早起き。始めてみました。

さっそくやってみようと思ったところ。通常10時が勤務時間の我が社では、ゴールデンタイムが2時間しかとれないとう現実。そこで、2時間早めの8時に出勤をしてみることにしました(早出は労基的にグレーらしいです)。

誰もいない事務所。朝の静かな雰囲気。とても落ち着くじゃないですか。
早速仕事に取り掛かる。電話が鳴らない。質問や相談がない。
ゴールデンタイムとはよく言ったもので、本当に仕事がはかどるじゃないですか。

皆が出勤してくる10時には、既に一仕事を終えている。根拠のない充実感と安心感に包まれる。
翌日には7時30分に、翌々日には7時に、そして本日はついに6時30分に出勤してしまいました。

良いのです。とにかくなんか良いのです。

早起きしてよかったと思った4つのポイント

早起きしてよかったなーと実感したポイントをいくつか紹介します。

1)事務所に一人。仕事がはかどるはかどる。

自分の手を動かす仕事。考える仕事が夜よりもスラスラ進みます。
樺沢先生の言うことに嘘はございませんでした。

2)自転車置場も電車も空いている!

私が暮らす街の駅前は、9時をすぎれば自転車の山。駐輪するのも一苦労。
ところが、早朝ならガラガラで好きなところに置き放題。
電車も余裕で座れちゃうので、読書もラクラクです。
ストレス0で出勤することができます!

3)朝ごはんを食べることができる。

弊社のように10時出勤の場合、12時まで2時間程度なので、
朝ごはんを食べないことも度々。ところが7時、8時に出勤となるとそうもいかない。
朝しっかり食べて、お昼まで全力で仕事ができる!健康にも良い。

4)夜に余裕ができるので、あんなことやこんなことが(できるはず)。

朝が早いので、比較的夜に余裕ができる(はず)。
勉強したり、遊んだり、趣味に費やしたり、家族とご飯を食べることができる(はず)。

早起き術

そんな時間に起きれないよ! という方に、私が取っている方法を紹介します。
私が取っている方法は「二度寝しない」です。何じゃそれ?! ですよね?
しかし私にはこれで案外うなく行っています。

朝方にトイレに目がさめる。まだ5時か。朝まで時間があるな。もう一度寝う。
そう思うのが通常ですが、

私の場合、
朝方にトイレに目がさめる。まだ5時か。シャワーを浴びよう。着替えよう。会社に行こう。
こうなる訳です。44歳と高齢化しつつ私だからできることなのでしょうか?
案外苦なく最近はできております。

ただ、睡眠は大切なので、少なくとも6時間は睡眠時間を確保するようにしましょうね。
(私はまだ確保できておりません)

まとめ

私は、まだまだ早起きビギナーなため、うまく時間を使えておりませんが、
早起きを軸に、自分なりに働き方改革をしていきたいと思っています。

まだ、明確な結果が出ているわけではないですが、働き方を考えるにはちょうどよいタイミングだと思っています。
いかにして仕事を効率化し、高い品質のものを作り続けるかは制作会社が抱える課題なので、
まずは、早起きして、朝集中して仕事をがんばるところからスタートしてみようと思います。

「脳のパフォーマンスを最大まで引き出す 神・時間術」
朝を有効に使いましょうということ以外にも、運動の重要性、リラックスの重要性など
仕事のヒントとなることがたくさん書かれていますので、ぜひ手に取って読んでみてください。