
デザインを学びたいけれど「どの本から読めばいいのかわからない」と悩むことはありませんか?
デザインの本はざっくり大きく分けて技術的な本と、コンセプトやデザインの考え方の本の2種類あり、どちらの引き出しも多く持つことでデザインの幅が広がると思います。
この記事では、私が実際に読んで役立った本を初心者〜中級者向けに整理してご紹介します。
デザインを初めて学ぶ方から、すでにデザインを仕事にしている方にとっても役立つ一冊が見つかれば幸いです。
1.『デザインの教室 手を動かして学ぶデザイントレーニング』
著者:佐藤 好彦
対象:初心者向け
読みやすさ:★★★★☆
学べること:デザインの基礎知識、デザインの言語化
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実際に手を動かしながら、デザイン用語やレイアウトの基本を学べる入門書です。
私も入社直後の何もわからなかった時期にお世話になりました。
デザインを言葉で説明するのが苦手な人におすすめで、「左揃え」「右揃え」といった概念をどう表現すれば相手に伝わるかを理解できます。
2.『誰も教えてくれないデザインの基本』
著者:細山田デザイン事務所
対象:初心者向け
読みやすさ:★★★★☆
学べること:デザインの基礎知識
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巻末の用語解説がありがたい一冊です。
デザインの現場で知らないといけないことをやさしくまとめて教えてくれています。
デザインの基礎知識を解説してくれている本はたくさんありますが、こちらの本はそこまで分厚くなく読みやすいので、詳細な説明をしてくれる中級者向けの本の前に読んでおくとより理解が深まるのでおすすめです。
最新版もでているので、これから読む方は最新版の方をおすすめします。
3.『まちモジ 日本の看板文字はなぜ丸ゴシックが多いのか?』
著者:小林 章
対象:初心者向け
読みやすさ:★★★★★
学べること:フォントの成り立ち、歴史など
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フォントを初めて勉強する方におすすめの本です。
身近にある看板、サービスロゴ、標識などに使われているフォントの正体がわかるので、堅苦しい勉強をしているというよりは雑学を聞いている感じで学べます。
気になるフォントのページだけ見たり楽しんで読むことで自然と知識がついてくると思います。
4.『7日間でマスターする 配色基礎講座』
著者:内田 広由紀
対象:初心者向け
読みやすさ:★★★★☆
学べること:配色ルール、色の基礎知識
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良い配色と悪い配色を画像で比較しながら学べるので、とてもわかりやすい一冊です。
色の組み合わせによって与える印象の違いを初心者にも理解しやすく解説しています。
(ちなみに私は7日間で読み切ることはできませんでした!)
5.『ナショナルジオグラフィック プロの撮り方 構図を極める』
著者:ブライアン・ピーターソン 他
対象:初心者向け
読みやすさ:★★★★☆
学べること:写真の構図
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同じ被写体を複数の構図で撮影したものが掲載されており、構図による印象の違いが視覚的にわかりやすかったです。
写真の構図はたくさんあって勉強するのが難しいと感じていたのですが、こちらの本は写真の例がすごくかっこよく、見ているだけでデザインの参考になります。
それぞれの構図についての解説もしっかりあるので、写真を楽しみながら勉強できると思います。
6.『もじ部 書体デザイナーに聞く デザインの背景・フォント選びと使い方のコツ』
編集:雪 朱里+グラフィック社編集部
対象:初心者~中級者向け
読みやすさ:★★★★★
学べること:フォントの見分け方、制作秘話、活用のヒント
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著名なフォントデザイナーたちの声を直接聞いているような感覚で読める一冊です。
フォント選びのコツや字詰めの話など、実務に直結するヒントが多く詰まっています。
紹介されているフォントを使用したり、見たことがあるとより面白いと思います。
7.『いちばん面白いデザインの教科書 改訂版』
著者:カイシ トモヤ
対象:初心者〜中級者向け
読みやすさ:★★★☆☆
学べること:色・形・構図などデザインの総合知識
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デザインに関する幅広い知識を網羅した決定版的な一冊です。
ボリュームが多いので読み進めるのに時間はかかりますが、デザインの「それ知りたかった!」という内容が多くあるので是非読んでほしいです。
他のデザインの関連の本を読んだあとに読むとより理解が深まります。
8.『わかる!使える!デザイン』
著者:小杉 幸一
対象:中級者向け
読みやすさ:★★★★★
学べること:デザインコンセプトの考え方
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「コンセプトって何?」「デザインってどう考えるのがいいの?」と迷走していたときに出会った奇跡の一冊です。大変お世話になっております。
デザインで伝えたいものは何か、それを伝えるためにどうデザインをするか、著者の方の豊富な事例とともに紹介してくださっています。
コンセプトの考え方にも通じているので、ディレクターさんにもおすすめです。
9.『面白くならない企画はひとつもない 高崎卓馬のクリエイティブ・クリニック (宣伝会議養成講座シリーズ)』
著者:高崎 卓馬
対象:中級者向け
読みやすさ:★★★★★
学べること:企画・コンセプトの発想法
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コンペ案件や新規デザインを作るとき、どういう風に考えたらよいデザインを作ることができるのか悩むことがあると思います。
こちらはそんなときどういう風に考えたらよいのかをストーリー仕立てで紹介してくれているため読みやすいです。
企画についての本のため、ディレクターさん向けの本かもしれませんが、デザイナーも是非読んでほしい一冊です。
10.『Vision』
著者:ハンス・P・バッハー、サナタン・スルヤヴァンシ
対象:中級者向け
読みやすさ:★★☆☆☆
学べること:色・形・構図などのビジュアルデザイン論
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映画のビジュアル解説の本のため、本屋さんでデザイン系の棚を覗いても見つけられない本です。
映画のビジュアルを題材に「構図」「光」「形」が持つ意味を解説してくれており、縦長や横長のレイアウト効果、アオリや俯瞰の構図などを理解できます。
海外の著者ゆえに言葉のニュアンスが難しいですが、読み終えたときの達成感は大きく「もっと早く知りたかった!」と思える内容です。
まとめ
デザインに行き詰ったら本屋に駆け込んでいるのですが、ありがたいことに最近は技術系だけではなく考え方を学べる系の本が増えてきたなと感じています。
たまにデザイン系の本以外のところに知りたい内容の本があったりするので、皆さんも是非いろいろな本を手に取ってみてください!




