Photoshop CC2015 新機能まとめ。

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こんにちは! 夏に1週間、そうめんのみで過ごしたことのあるにしおです。

今回は、Photoshop CCの新機能についてお話したいと思います。
「新機能があるのは知っている使っているけれど、以外に使っていない」、「まだcsCSで十分」など。
そんなあなたに、少し使ってみようかなと思っていただければと。

1.書き出し機能の変化

「Web用に保存」が書き出しのメニュー欄内に移動しています。
「Webおよびデバイス用に保存」から「Web用に保存(従来)」に名称も変わっています。
ファイル形式はPNG、JPEG、PNG-8、GIF、SVGに対応しています。
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特に注目したいのは、JPEGの圧縮が向上して
従来の画像サイズが半分のファイルサイズになる場合もあるということです。
同じ画像が美しいまま、ファイルサイズが圧縮されているのは魅力的です。
こちらに詳しく記述されています。→書き出しの検証ブログ

もう一点注目したのは、クイック書き出しができ、さらに環境設定のカスタマイズできるということです。
書き出しを一度環境設定でカスタマイズしてしまえば、クイック書き出しですぐに書き出すことができます。

2.ドロップレットの追加

ドロップレットとは、ドロップレットアイコンに画像ファイルやフォルダーをドラッグ&ドロップすると、
1つのアクションを適用することができます。
ドロップレットはデスクトップなどのディスク上に作成でき、実行するアクションの内容は自由に設定できます。
複数のPSDファイルを書き出して保存する時などにとても便利です。
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1-1.アクションを作成し
1-2.ファイル → 自動処理 → ドロップレットを作成
1-3.作成したドロップレット(.app)にファイルをドロップする
3工程ほどで作成されます。
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3.アートボードの追加

Illustratoではお馴染みのアートボードですが、Photoshopにも新しく追加されました。
1つのファイルで、全体のデザインが見えるので、とてもいいですね!
ダイアログでドキュメント →「Web」や「モバイルアプリデザイン」を選択すると、簡単ににアートボードができます。
追加したい場合は、ツールパネルの移動アイコンを長くクリックすれば出てきます。
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レイヤーもアートボードになっていますね。

小ネタ

小ネタですが、
環境設定→インターフェイスの、カラーテーマアイコンを変更する謎コマンドです。
Shift + Alt + Commandを押しながら、アイコンをクリックするとパンやコーヒーカップなどのかわいいアイコンになります。
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まとめ

※Photoshop CC2015、にアップデートする際の注意点
CC2015の「すべてのアップデート」をしてしまうと古いバージョン(CCやCC 2014)が消えてしまいます。
前のバージョン(CCやCC 2014)が入ったままですと、CC2015が起動しない不具合があるようです。
前のバージョンを残したい場合は気を付けなければいけません。

他にもたくさんありますが、今回は3つほどご紹介いたしました。
便利だけれども、「新機能を使わないで従来のやりかたの方が早いよ!」という方も多いのではないでしょうか。
そんな方も、新機能をとりあえず使ってみて、いろいろなやり方を試してみてはいかがでしょうか。