Photoshopのブラシやパターンなどの中身をエクスプローラ上で確認できる「Preset Viewer Argus」

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こんにちは、デザイナーのiuchiです。

みなさんはPhotoshopのプリセットファイルってどうやって管理していますか?

Photoshopのプリセットマネージャーはプリセットのリストがファイル名表示なので中身を確認するにはその都度選択する必要がある上、Photoshop起動中に追加・削除したファイルをリストに反映してくれないのでイマイチ…。

image Photoshopのプリセットマネージャー

ブラシファイルであればabrMateやabrViewer.NETなどの専用ビューワーがありますが、いっそブラシ以外のプリセットファイルもまとめてWindowsのエクスプローラ上で中身を確認できたら便利ですよね。

image abrMate

そう思って探してみたら良いソフトを見つけました。それがPreset Viewer Argusです。

Preset Viewer Argusとは

Preset Viewer Argusは有料ソフトです(2015/07/24時点で$9.99:約1,200円)。

導入すると、Windowsエクスプローラ上で

  • ブラシ(.abr)
  • パターン(.pat)
  • カスタムシェイプ(.csh)
  • スタイル(.asl)
  • グラデーション(.grd)
  • 光沢輪郭(.shc)
  • ドキュメント(.psd)
  • スウォッチ(.aco .ase .act .acb .ado)

の中身をプレビューできるようになります。

対応環境はWindows Vista・Windows 7・Windows 8で、今回はWindows 8.1での動作を確認しました。

まずはLITE版で動作確認

購入の前に自分の環境で動くかどうか、まずはカスタムシェイプファイル(.csh)のみプレビュー可能なLITE版(無料)をインストールします。

公式サイトの「TRY LITE」というボタンからフォームに移動して必要事項を入力し、送られてくるメールの「Yes, subscribe me to this list.」をクリックすればソフトのダウンロード用URLが記載されたメールが送られてきます。

ダウンロードしたファイルを解凍して、32ビットの人は「PSVArgus32installer」フォルダ、64ビットの人は「PSVArgus64installer」フォルダ内のexeファイルを実行します。
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①「Install Thumbnail and Preview Provider LITE version」をクリックします。
②「NOT INSTALLED」が「LITE Version Installed OK」に変わったらインストール完了です。

カスタムシェイプファイル(.csh)があるフォルダをエクスプローラで表示→プレビューウインドウをオンにして、ファイルの中身が表示されるか確認しましょう。

image 導入前

image 導入後

FULL版のライセンスを購入してインストール

FULL版をインストールする前に、exeファイルを実行→「Uninstall Thumbnail and Preview Provider」をクリックしてLITE版をアンインストールしておきます。

公式サイトの「BUY FULL」というボタンからFULL版のライセンスを購入すると何通かメールが送られてきます。
ソフトのダウンロード用URLが記載されたメールも送られてきますが、LITE版をインストールする際に使用したexeファイルでFULL版のライセンス認証もできるので、再度ダウンロードは不要です。
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①「License Key」にライセンスキーを入力します。
②「Validate License」をクリックしてライセンス認証します。
③灰色だった「Install Thumbnail and Preview Provider FULL version」がクリックできるようになります。

FULL版をインストールすれば

ブラシファイル(.abr)も、
パターンファイル(.pat)も、
グラデーションファイル(.grd)だって、
こんな風にプレビュー可能になります。

今まではPhotoshopのプリセットマネージャーで中身を確認して分かりやすい名前に変更して… という管理をしていましたが、Preset Viewer Argusのおかげで直感的に管理できるようになりました。

それでは、また。