チームリーダーとしての1年半を振り返る。

こんにちは、アンドレです。
早いもので今年ももうあとひと月を残すのみとなりました。
弊社は11月で半期となるのですが、今回そのタイミングで社内チームの再編成が行われることになり、現チームリーダーとして任期満了となったので、ここで少し振り返りを書かせていただこうと思います。

そもそものお話

今から1年半前、神戸事務所ではA・Bの2チーム制が導入され、それぞれのチーム内で方針等を決めて運営していくことになりました。
僕は特にリーダーになりたかったわけではないのですが、他に希望者がいなかったため、とりあえずやってみようと思い、立候補しました。

リーダーの主な仕事は、

  • チームの舵取り・マネジメント
  • リーダー会議への参加(=会社として取り組むことなどを意見出し)
  • 営業会議への参加(=売上目標に対する達成状況の確認と、営業活動・方針を議論)
  • チームメンバーの評価

で、それぞれから学んだことが大いにありました。

学んだこと

最初は、「特にリーダーになりたかったわけではない」ので、リーダーとしてどうしていこうというような意識もなく、何かあった時に対応する、ぐらいの感覚でした。
当然そんなことでいいはずもなく、その無関心さを上司に指摘・指導されました。
もともと人とコミュニケーションを取るのが得意ではなかったのと、違う職種の人の手が足らず困っていても自分は助けてあげられないので、そういう態度になっていたと思うのですが、

重要なのは自分が解決することではなく、問題意識を持つこと、解決に向けて働きかけること。

そのことを認識できてからは、チームの状況を把握すること、問題を解決することに対して、自分なりに取り組めるようになりました。
また、先に「人とコミュニケーションを取るのが得意ではない」と言いましたが、やはり気の利いた言葉をかけるのは苦手なので、別の方策を考えた結果、あるスポーツ選手の

誠意は言葉ではなく金額

という名言から、チーム内で頑張っている人に対して、僕は差し入れというアプローチをとることにしました。

差し入れ(空)

改めて考えると、自分にとってこの差し入れという行為は、目的に対して「自分ができることをする」ことであり、また「自分に合った手段を取る」ことの実践でもあったと思います。

次に、リーダー会議や営業会議への参加を通じては、自分一人だけの低い視点で考えるのではなく、チームひいては会社としてどうするかというような物の見方・考え方ができるようになりました。
ビジネス的な感覚、数字への意識も間違いなく向上し、それは一仕事人としても大いにプラスになったと思います。

また、チームメンバーを評価することは、基本的に他人に無関心だった自分を大きく変えてくれました。
人を評価するためには当然、その人をよく観察する必要があるので、自然と人を観察するようになり、結果として人に対しての感性の改善につながりました。
またその観察を通じて、自分自身を省みて、見習うことも多く、その点でもいい勉強になりました。

できなかったこと

ありがたいことに、基本的にみんな自分で考えて動いてくれたので、手がかかりませんでした。なので、強引にでも引っ張っていく、というような指導力・リーダーシップは成長しなかったかなと思います。

まとめ

正直、最初は特別やる気があったわけではなく、もっと制作に専念したいという思いがあったのですが、実際にやってみると色々なことを学ぶことができ、人間的にも多少成長できたと思います。
またこの経験から、以前よりも積極的に、やったことのないことをやってみようという気持ちになるようになりました。
中間管理職的な立場というのは敬遠しがちですが、やれば必ず自分にとって何かしら得られるものがあるので、皆さんもチャンスがあればぜひ積極的にチャレンジしてみてほしいです!