WordCamp Osaka 2018 に行ってきました（ブログ書くまでがWordCamp）

久しぶりのWordCamp！　6月2日(土)セッションデイ、6月3日(日)コントリビューターデイの2日間構成。
私は1日目のセッションデイに参加しました。
テーマはWordPressとビジネス展開や利用方法についてでした。
WordCamp Osaka 2018
WordCampは無料の場合が多いのですが、今回は有料（2,000円）チケット制でした。懇親会は早めに完売になっていた様です。

まずは受付を済ます

受付で首からさげる冊子をゲット！　タイムテーブルやスタンプラリーの情報等が、盛りだくさんです！
会場が関西大学梅田キャンパスだったため、講義を受ける学生の気分を味わえました。建物もキレイでした。

休憩ブースが充実

セッションは7F・8F。受付、休憩所、スポンサーブースは4Fにあり、
休憩所には、1Fスタバのコーヒーや、色々な人のお土産・お菓子もろもろつまみながら休憩でき、快適でした。

40弱の豊富なセッション

迷いましたが、以下をチョイス。

「WordPressで作る文化財情報データベース」

120万件を超えるデータ件数（実はDBは別管理※1）を、公開の役割に限定してWordPressを使用。
※1 WordPressのDBを使用すると、管理情報等余計な情報も登録され、DBが膨れあがるため。
以前は静的HTMLページで公開していたが、WordPress導入以降（検索機能追加）大きくサイトのアクセスを伸ばした。

フルスクラッチでなくWordPressを選んだ理由

試験環境の準備が簡単（USBでデモも可能）。
日本語の情報が容易に得られる。
工数削減。

初めてきくカスタマイズには驚きでした。
運用フローがきっちりしている所と、最終的にストレスなく検索可能なサイト構築されている所が印象的で勉強になりました。

「WordPressにMachine Learningの力を」

今流行の機械学習（Machine Learning）や、深層学習（Deep Learning）のお話。
人工知能にも種類がある。汎用人工知能（Strong AI）は、人間の様に知的な（ドラえもんみたいな）知能
特化型人工知能（Weak AI）は、汎用人工知能のための要素技術。人間側で色々お膳立てが必要（自動運転、画像識別等）
Machine Learningはあくまで手段であり、目的ではない。そして全てが解決できるわけではない。
Machine Learningは一度実装したら終わりではなく、世の中の状況や変化に合わせてデータも変化させていくことが大切。

「中規模案件のこなしかた DockerとCI、テスト」

中規模案件の（小規模案件との）違い

職種が被る
概ね5名以上

小規模案件チーム例：ディレクター1名、デザイナー1名、コーダー（軽いテーマ組み込みも）1名
中規模案件チーム例：ディレクター1名、デザイナー1名、コーダー1名、プログラマ2名、テスター3名

職種が被ることにより、お互いの領域が被り、コードレベルが衝突したり、タスクの分担が曖昧になる。
複数人作業のコードでの衝突は、コーディングルールを設ける・命名規則を作る等の足並み揃えが大切。
バグの犯人探しでなく、お互いを補え合える（尊重する）チーム作りが大切
みんなの環境で同じ様に動くことの導入（べき等性）には、DockerとCIがオススメ

個人的に目から鱗状態でした。そして聞けば聞く程、耳が痛かったです（笑）
みんなが幸せになるために、後々が楽になる様に初期投資することは大切だなと感じました。

「より幸せになれるWordPressの運用ノウハウ」

登壇者はエックスサーバーの堀江圭介さん。
統計でいえば、1日に3件はサイトは攻撃されている。
プラグインによっては、処理に負荷がかかり、サイトの表示速度が低下するものもある。
「気をつけようバックアップ対象と保存パス」個人的にツボでした。バックアップ対象を全て（日次バックアップデータも含む）にしていると、雪だるま式にサーバー容量が増えていく恐ろしい罠。