
WebRelease2でできること・できないこととは?
「今のCMSだと表示が遅くて、大規模サイトの運用が限界……」
もし今、CMSの乗り換えを検討されているなら、「WebRelease2」という選択肢は非常に強力です。ただ、高機能なツールだからこそ、「結局何ができて、どこが限界なのか?」という線引きが曖昧になりがちですよね。
この記事では、WebRelease2の正規販売代理店である私たちが、現場の目線から「できること・できないこと」を「よくある質問」形式で正直にお話しします。失敗しないCMS選びの材料として、ぜひ参考にしてください。
なぜ、WebRelease2が大規模サイトに選ばれるのか

WebRelease2は、官公庁や大学、大手メーカーなど、数多くのエンタープライズ企業で長年採用されている「静的配信型CMS」です。
最大の特徴は、「コンテンツ生成・配信の速さ」と「高いセキュリティ」の両立です。サーバーへの負荷を抑えた構成により、数万ページ規模のサイトであっても安定した表示速度を維持できるため、大規模サイトの運用基盤として適しています。
詳しくは、下記ページで解説をしています。
私たちはこれまでに50サイト以上のWebRelease2導入・運用に携わってきました。単にソフトを導入して終わりではなく、サイト全体の設計から実装までを一貫して手掛けることで、運用の効率化とパフォーマンスの最大化を実現するのが私たちのやり方です。
WebRelease2で「できること」|よくある質問
Q:数万ページ規模でも本当に大丈夫?
A:はい、設計上も全く問題ありません。
WebRelease2は、最初から大規模運用を前提に開発されています。動的な生成処理を伴わない静的ファイル配信の仕組みにより、ページ数が増えても表示速度が低下しにくい構造です。
Q:複雑な承認フローをネット上で完結できる?
A:できます。
「部署ごとに決裁者が違う」「最終承認は部長を通す」といった、ワークフローをシステム上で設定できます。承認依頼のメール通知機能と連動させることで、更新作業における承認の抜け漏れを防げます。
承認フローの構築は、大きく次の3ステップで完了します。

ステップ1:承認ステップを定義する
まず、承認プロセスを構成する「段階(ステップ)」を1つずつ作成します。

各ステップでは、サイトのスタッフの中からそのステップの承認担当者を選び、役割を割り当てます。担当者ごとに以下のような細かい権限設定が可能です。
- 承認担当者:このステップで承認・差戻ができる人
- 通知メール:承認依頼や差戻通知メールを受け取る人
- 承認遅延警告メール:承認が滞ったときに通知を受け取るオブザーバー的な人
一つの承認ステップは複数のワークフローで共有することもできます。たとえば「公開最終チェック」というステップを用意し、すべての承認プロセスの最後にそのステップを通す、といった構成が可能です。
ステップ2:承認ステップをつなげて「承認プロセス」を作る
定義した承認ステップを順番につなぎ合わせて「承認プロセス」を作成します。

承認プロセスのステップ数は最大で5ステップまで設定可能です。たとえば「コンテンツ確認 → 責任者承認 → 最終公開チェック」といった3段階のフローも、画面上のリストから選ぶだけで組み立てられます。
また、「スキップを許可」を設定したステップは、承認依頼者がそのステップを飛ばして後段のステップに直接承認依頼を出せます。実質的に不要なステップを省いて、フローをスピーディに通過させる運用も可能です。
ステップ3:承認プロセスをフォルダに関連付ける
最後に、作成した承認プロセスを「どのフォルダのページに適用するか」を設定します。ページ一覧から該当フォルダの編集ボタンをクリックし、「承認プロセス」タブで指定します。

「親フォルダの設定を継承」という設定を選ぶと、そのフォルダの承認プロセス設定は、親フォルダの設定と同じとなります。(トップのフォルダではこの設定はできません)
「このフォルダで作成したページには下記の承認プロセスのいずれかを適用」の設定を選ぶと、親フォルダの設定にかかわらず、そのフォルダ独自の承認プロセス設定が行なえます。
「公開には承認プロセスの通過が必須」のチェックボックスをONにしておくと、エディター権限を持っていても承認プロセスを通っていないページは公開できなくなり、運用ルールを確実に担保できます。
また、フォルダごとに異なる承認プロセスを割り当てることもできるので、「お知らせページは1段階承認、製品ページは3段階承認」といった部署・ページ単位での出し分けにも対応します。
Q:デザインに制約はない?
A:デザインの自由度は非常に高いです。
CMS側でテンプレートの構造を柔軟に定義できるため、HTML/CSSを自由に設計可能です。ブランドの世界観を損なうことなく、制作会社が意図した通りのデザインをCMSに実装できます。
WebRelease2の制作実績はこちら


Q:運用現場はすぐに使いこなせる?
A:現場の業務に合わせた管理画面を設計します。
CMSの機能が多すぎると、現場の混乱を招きます。私たちは実制作に入る前に「何が必要で、何が不要か」を徹底的にヒアリングし、更新に必要な項目だけを表示する「専用の管理画面」を設計します。これにより、ITに詳しくない方でも迷わず更新できる環境を作ります。

Q:HTMLの知識がなくても更新できる?
A:はい、可能です。
専門的なコードを触らなくても、管理画面からテキストや画像を流し込むだけでページを作成できます。HTML/CSSの知識がなくても、Webサイトの情報を常に最新の状態に保つことができます。

Q:Webサイトのセキュリティ対策はどうですか?
A:CMSサーバーと公開サーバーを分離して運用できるため、非常に強固です。
WebRelease2で作成したコンテンツは公開サーバーに転送される仕組みです。そのため、万が一管理画面側へ外部からの攻撃があっても、公開中のWebサイトが改ざんされるリスクを極限まで低減できます。

WebRelease2で「できないこと」|よくある質問
Q:ログイン機能やマイページは作れる?
A:CMS単体での動的処理は不得意です。
WebRelease2は静的コンテンツを生成するツールであり、ユーザーごとに画面を出し分けるような動的な処理(ログイン機能やマイページ生成など)は標準範囲外です。 ただし、外部のAPIや別サーバーと組み合わせる「ハイブリッド構成」を設計することで、静的CMSの堅牢性と、動的な会員向け機能の利便性を両立させるご提案が可能です。

Q:サイトのアクセス解析もできる?
A:いいえ。
あくまでコンテンツ管理と配信に特化したツールです。アクセス解析はGoogleアナリティクスなどの専門ツールと連携させるのが一般的であり、最も精度の高い分析が可能です。そうした外部ツールとのスムーズな連携設計もお任せください。

Q:メルマガを配信する機能はありますか?
A:ありません。
WebRelease2はWebサイトの管理に特化したツールであるため、メルマガ配信機能は備えておりません。なお、メルマガの原稿作成といった用途であれば、コンテンツ作成の一環としてご利用いただけるケースはございます。

Q:自動翻訳機能はありますか?
A:ありません。
WebRelease2自体には自動翻訳機能は搭載されておりません。多言語サイトを運用される場合は、別途外部の翻訳サービスやAPIと連携する構成をご提案いたします。

Q:閲覧しているユーザーに合わせて、おすすめ記事を自動レコメンドできますか?
A:CMS単体の機能では出し分け(レコメンド)はできません。
ユーザーの閲覧履歴や属性(Cookie情報など)を解析して「あなたにおすすめの記事」をリアルタイムで自動表示させるような動的機能は、静的配信型であるWebRelease2単体では対応していません。
サイト内にパーソナライズされたレコメンド枠を設けたい場合は、WebRelease2で構築した静的ページに、外部のレコメンドツール(JavaScriptのタグ埋め込み等)を組み合わせることで実現します。

WebRelease2のできないことをどう乗り越えるか
WebRelease2の限界は、決して導入の障壁ではありません。
私たちが大切にしているのは、「静的配信による堅牢なサイト基盤」という強みを活かしつつ、必要な動的機能だけを外部技術で補完するという設計思想です。
「何でもできるCMS」を探すのではなく、「本当に必要な機能を、最も安全で効率的な方法で実現する」ことが、50以上のサイト構築で私たちが培ってきた答えです。
導入の検討に合わせて、「製品デモ」を実施いたします
製品デモは、以下のような方々へ向けた「WebRelease2の理解を深める場」としてご活用いただいております。
- 「現在のCMSから移行した場合、どれくらい運用が楽になるのか知りたい」という運用ご担当者様
- 「自社の複雑なワークフローや権限設定がシステム上で実現可能か確認したい」というシステム管理者様
- 「大規模サイトの構築・移行にあたり、失敗しないための技術的ポイントを聞きたい」というご担当者様
実際の処理速度や、貴社の業務に合わせてカスタマイズした際の管理画面の「実物」をお見せしながらご説明します。ぜひ、WebRelease2の動作を直接お確かめください。
まとめ:WebRelease2の強みを活かしたWeb戦略を
WebRelease2は、大規模サイトを「資産」として安定運用するための基盤となります。
- 大規模でも維持される高いパフォーマンス
- セキュリティを担保する承認フローの構築
- ブランディングを妨げない設計の自由度
大規模サイト運用における現実的かつ有効な選択肢として、WebRelease2は非常に有力です。もし現在CMSの運用でお悩みを抱えているなら、ぜひ一度私たちにご相談ください。Webサイトをより堅実な運用基盤へと整えるためのプランをご提案します。



