先日、御舟かもめに乗って、大阪の街を旅してきました。日常ではなかなか味わえない川の中から眺める大阪を、御舟かもめの魅力とともに紹介します!
“御舟かもめ”のクルージングとは?
熊本・天草の海で真珠の養殖作業に使用されていた小舟を、都市河川クルーズむけにコンバージョンした舟で、船上からの景色を楽しみながら大阪の街をクルージングできます。大きなクッションで床座するのが基本スタイル。
●公式サイト
http://www.ofune-camome.net/
利用するには公式サイトから予約をします。電話、FAXでも予約OK。
今回わたしが乗船したのは、「お正月クルーズ」でした。
1月3日から営業しているので、冬休みに利用できていいですね。
そして、当日!
湊町の船着場で待つこと5分。
橋の下から、屋形船のような形の、小さな舟が!
これに乗るのか! と既に興奮気味。
船長のお兄さんからかもめ、救命具の説明を受け、さっそく出発!
かもめクルーズのいいところ
寒い時期、なんと舟の中にコタツが常備されています!
屋外でコタツという斬新さ。粋? ですね。
こたつには最大8人と少人数でのクルーズなので、とてもゆったりできます♪
わたしたちのグループ6人と、2名のお客さんがいらっしゃいました。
食べ物、持ち物の持ち込みは自由です。
そして、お正月クルーズということで、嬉しいおやつ(お茶付き)も。
そちらは後ほどご紹介します!
大阪の街を川下り
ここからは、大阪川下りのコースを写真で紹介します。
道頓堀ではドンキ・ホーテやグリコの看板を船から眺めます。
人通りが多いので、めっちゃ見られます。とりあえず皆さんに手を振っておきました(笑)
いつも見る景色も、舟から見上げると迫力がある!
写真右に写っているのは弊社ディレクターのやまもと。
手を振るターゲットを探しているやまもとが手にしているもの…
それがこちら! おしるこ~
そう、お正月クルーズではおしるこが振る舞われます。
はまぐりの形をしたモナカをつぶしてお湯を入れると、美味しいおしるこに早変わり! 三重県かどこかの特産品。コタツに入っているとはいえ、寒かったので嬉しかったです。あと、モナカの生地がお餅みたいで香ばしい!
ごちそうさまでした!
ひたすら橋の下をくぐるゾーン
道頓堀を抜けると、しばらく橋が続くゾーンに入ります。
写真のように、ひたすら橋! こんなに橋があったのかと驚きます。
同じ様に見える橋も全て違っていて、名前、特徴、歴史等、船長さんが1つ1つ丁寧に説明してくれます。
とても分かり易くて面白かったです!
途中で高速道路の下を通ったり、鉄骨の骨組みの下をくぐったりと、マニアにはたまらないロケーション!? 写真集を作って売ろうかと考えましたが、ウデがないのでやめました。
わたしはマニアではありませんが、間近で見る骨組みは格好良くて、テーマパークのアトラクションのようで興奮しました!!
水門
舟を廻し一旦停止します。
途中に水門があり、門の向こうとこちらで水位が変わるため、水位の調整を行うとのこと。
門と門の間に閉じ込められ、少しどきどきします。
と、横から噴水! この下を通るのか!?
違いました。水位調整中ということを舟に伝えるための噴水らしいです。
そしてまた橋をいくつかくぐります。
ライトアップしている橋もあり、怪しく光っていて素敵。
橋ゾーンを抜けると、一気に視界が開けます。
レトロなビル群
大阪=都会のイメージしかなかった兵庫県民のわたしですが、こんなにレトロな建物があったのか! と驚きました。昭和初期に建てられたそうです。
おしゃれな雰囲気の反対側。
ビルと線路の隙間から夕日とともに現れたのは、大阪城!
都会に溶け込むお城、趣深し。
雲が多いお天気でしたが、ビル群が夕日でキラキラと光っていてなんとも言えない素晴らしい風景でした。
旅の終わり
そうこうしているうちに、オフィス街へ。
50分のクルージングも終わりが近づいてきました。
すっかり日も暮れ、天満橋駅にある、八軒家浜船着場に着きました。
最後に救命具のベルトを返して、案内のお兄さんに料金をお支払い。
気さくで説明も上手、気配り上手、とっても楽しい船旅を堪能しました。
お正月クルーズをするのは今年が初めての試みということで、来年はもっとグレードアップして帰ってくるかも!?
カフェクルーズや朝ごはんクルーズなどの通年運行も気になります。
ぜひまた行きたいです!
●クルーズ一覧と予約はこちらから可能♪
http://www.ofune-camome.net/reservation/index.html
みなさんも、御舟かもめでゆったり巡る大阪観光、行ってみてはいかがでしょうか?