WebサイトのSEO内部対策をして検索順位を上げよう!

SEO対策をして検索順位を上げよう!

お久しぶりです。気づけば3年目になりました、ユーヤです。

今回のブログでは昨今のWebサイト運営には欠かせないSEO対策、中でも内部対策と呼ばれる施策について解説しようと思います。

はじめに:SEOとは?

さて、最初は「SEOとはなんぞや?」といったところから始めていきます。

まず、SEOとは”Search Engine Optimization”の略で、日本語に訳すと「検索エンジン最適化」です。では「検索エンジン最適化」とは何でしょうか? 早い話が、「Webサイトのアクセス数を増やすために検索結果の上位に表示してもらおう!」ということです。

すなわち、SEO対策とはWebサイトの表示順位を上げるための取り組みのことを指します。

SEO対策の3つの基本

主要なSEO対策は大きく分けて3つあります。

  1. 内部対策
  2. 外部対策
  3. コンテンツ対策

今回はこのうち1の内部対策について解説します。

内部対策とは

内部対策とは、Webサイトの構造やコンテンツを最適化し、検索エンジンに正しく評価されるようにするための施策です。検索エンジンからの評価を高めることで、検索結果の上位に表示されることに加えおのずとユーザーにとって使いやすいWebサイトにもなることでしょう。

内部対策の主なポイント

ここからは、内部対策の主要な6つのポイントについてです。

1. 内部リンクの最適化

Webサイト内のページ同士を適切にリンクさせることによって、クローラー(※検索エンジンがWebサイトの情報を収集するためのプログラムのこと)がWebサイト内を巡回しやすくなります。

具体的な例としては、

  • Webサイト内に関連するページがある場合、リンクを設置する
  • パンくずリストを設置することでWebサイトの構造を明確化する

などが挙げられます。

※パンくずリストとは:この記事上部の
HOME > ブログ > (記事名)
のように、そのページのWebサイト内における位置を示すもののことです。

2. URLの最適化

各ページのURLをシンプルかつ分かりやすくすることで、検索エンジンもユーザーも何についてのページなのかを理解しやすくなります。

たとえば、動物についてのWebサイトで、ゾウについてのページの場合
○○○/elephant.html
ゾウについてのページが複数あり、なかでもゾウの鼻について書かれたページの場合
○○○/elephant/nose.html
といったように、可能な限り短くまとめるとよいでしょう。単語が複数入る場合はハイフン(-)で区切るなど単純な読みやすさも重要です。

3. 見出しタグの適切な設定

HTMLにおいて見出しを示すhタグ(h1、h2、h3、以下続く)を適切に使用することで、検索エンジンがページ内のコンテンツの構造を理解しやすくなります。

第一に、最も大きいh1タグは1ページに1つだけ使用しましょう。h1タグはページの主題を明示するものであり、複数使用するべきではありません。
第二に、タグの数字通りに並べましょう。h2→h3→h4(次の話題)h2→… と、順番通りに並べることで階層構造ができるため情報を整理しやすくなります。
第三に、見出しだけを読んでもある程度内容が把握できるようにしましょう。何についてのセクションなのかを明確にすることが重要です。

4. 表示速度の向上

ページの表示速度が遅いと、ユーザーの離脱率が高まり、検索順位にも悪影響が出てしまいます。画像をWebP形式にする、不要なスクリプトやCSSの記述を消すなどでページを軽量化できます。

5. モバイル対応

検索エンジンにおける最大シェアを占めるGoogleは、モバイルフレンドリーなページの掲載順位が引き上げられることを明言しています(参考:https://developers.google.com/search/blog/2015/04/rolling-out-mobile-friendly-update?hl=ja)。レスポンシブデザインを採用し、デバイスによってフォントサイズやボタンの大きさを調整することでモバイルフレンドリーなページと判断されやすくなります。

6. メタ情報の最適化

メタ情報(metaタグ)は、検索エンジンやユーザーにページの内容を伝える重要な要素です。特にディスクリプション(meta description)は、検索結果においてタイトル(titleタグ)の下に表示されるため、ページのクリック率(CTR:Click Through Rate)に大きく影響します。よって、titleタグとmeta descriptionの両方を適切に設定することが重要です。

titleタグについては、ページのテーマを検索されそうなキーワードを含めて明示するのが理想的です。また、meta descriptionは、タイトルを補足する形でページの概要を簡潔に伝えられるとよいでしょう。文字数は150字以内が推奨されています。

おわりに

内部対策は、SEOの基本となる重要な要素です。内部対策を適切に行うことで検索結果の順位が向上し、閲覧数の増加、ひいては売り上げや問い合わせの増加につながります。
上記の6つのポイントを意識して、SEOに強いWebサイトを作りましょう!

ではまた。