片足カウンターを作ってみた。

片足カウンター右上

こんにちは、藤中です。雨の渋谷、昼下がりのカフェからおとどけします。

最近DIYにはまりつつあり、自宅用に片足カウンターを作成しました。
金属の脚と、木製のカウンターで、はじめてのハイブリッド素材に挑戦します。

今回は簡単な構造のため、図面は引かず、材料を注文します。

材料購入

  1. カウンター用の板
  2. 鉄角パイプ
  3. 鉄板
  4. 塗料(ボデーペン つや消し黒)
  5. ビス類

板は最近のお気に入り、WOODPROさんのOLD ASHIBAで幅200mm×長さ1500mmの板を2枚。奮発して塗装品にしました。

構想では以下の様になります。鉄角パイプと鉄板の接着は、メタルロックという接着剤。板と鉄類の接着は鬼目ナットとボルトを使います。

簡易設計図

天板部の制作

まず、2枚の板を接着します。最終的に鉄板で固定するつもりなので、あまりしっかり止まらなくてもかまいません。以前畳をスキップアップする際に使用した1mの「はたがね」があるので、それで、がっちり接着しました。

足場材貼り付け

はたがねがない人は、WOODPROさんで、接着済みのものが売っているので、そちらをご利用ください。

脚部の制作

次に最大の難所、鉄パイプを四角く組む工程です。
当初、L字アングルを入れて、接着剤(メタルロック)で接着しようと思っていましたが、鉄工所で鉄パイプカットをお願いした際、「普通は溶接やで」と言われたので、溶接してもらうことにしました。
DIYとはいえ、部分的にはプロにお願いするほうが楽で、いいものができます。

溶接してもらった鉄パイプに、鉄板を接着します。2液を混ぜ合わせて使うメタルロックは、一見使うのが難しそうですが、実際はとても簡単に使えます。

鉄素材をボデーペンで塗装します。近所の子供たちが寄ってきたので、追い払いながら作業。

組み立て

天板に尾に目ナットを埋め込みます。鬼目ナットはねじ込むときにずれるので、ビス穴とずれて、何箇所かビスが入りませんでした。鉄板の穴を広げて対処しましたが、2本ほど予定した箇所が入りませんでした。

片足カウンタージョイント部

鬼目ナットを使うときは気をつけてください。

完成と改善点

デザインはいい感じです。

片足カウンター正面

脚のついていない方も鉄板で固定しています。ただ、この構造だと、右からグイッっと押すと変形します。

片足カウンター左上

プロが作ると強度を高めるために、こういった構造になっています。

scrap (熔接工房)さん

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その他、「鉄脚」で検索すると、ねじ込むだけの脚がDIY用に売られているので、サイズやデザインが合えば簡単にテーブルを作ることができます。

私が作ったカウンターはデザイン重視で、強度がイマイチ。
みなさんが作るときは、強度にお気をつけください。
地震がきませんように。