ダミーカメラを流用して屋内用カメラをハウジング。

ハウジング完了

世の中のモニタは4Kや8Kになっていますが、老化により昭和のブラウン管並みの視力になっている藤中です。

最近、安くなったウェブカメラを監視カメラ代わりに使う方が増えていると思います。
屋外対応のカメラも数千円からあり、電源さえ引き回せれば、DIYで屋外監視カメラをセットできるようになりました。

屋外用カメラは防水機能が必要で、製品のバリエーションという意味では、屋内用カメラの方が豊富です。
屋内用カメラを屋外で使うハウジングも販売されているものの、金属製で性能が高い代わりにとても高価。
今回は、安いダミーカメラの中身を取り外し、ハウジング代わりにしてみました。

中国製の屋外用カメラが数千円で変える中、今回のDIYは、ほとんどの人にメリットがないものですが、特定の(変な?)人向けにレポートしたいと思います。

カメラとハウジングを用意

今回は、この180°映る屋内用のウェブカムと、数千円のダミーカメラを用意しました。
安いダミーカメラは筐体がプラスチックで、中身もスカスカ。
これで、屋外仕様なのか少々心配ですが、まあ、一応雨が入らないようになっているはずです。

寸法等、きっちり測って購入したわけではないので、少々困ることもありましたが、それは後述します。

ダミーカメラを分解し、赤外線ライトを取り外す。

こんな感じで、簡単に外れます。ダミーカメラを分解

カメラをセット

先にサイズを測って購入したわけではないので、作業を始めてから、合わない部分が出てきました。赤外線ライトが付いていた部分に、カメラのマウンターを装着すると、ドームシェルの高さが足りなくなってしまいました。

しばらく思案しましたが、部屋にアイスの棒が転がっていたので、それを筐体上部に取り付け、そこにマウンターを装着しました。小学生の工作並みです。アイスの棒をマウンターの台に

ケーブルを通す

電源となるmicroUSBの長いケーブルを通していきます。
ハウジングの途中からケーブルが飛び出すのは、見た目がよろしくないので、支柱を伝って取り付け部分からケーブルが出るよう工夫しました。

ケーブル自体は細いのですが、microUSBのコネクタと、その周囲が結構大きく、太めのドリルでゴリゴリと大きな穴をあけました。
このダミーカメラの場合、計3か所穴をあけると、カメラにケーブルをつなぐことができました。

配線

完成

蓋を閉めて完成!

ハウジング完了

写真ではしっかりしているように見えるかもしれませんが、プラスチック製の安いハウジングで、こんなので大丈夫かという不安があります。

これから軒下に設置して、テストしてみようと思います。
3年程度稼働してくれれば嬉しいのですが。

いかがだったでしょうか。

今回、一応ハウジング出来ましたが、素直に屋外用カメラをご購入されることをお勧めします。
ただ、どうしても、特定の屋内用カメラを使いたいという方は、自己責任でチャレンジしてください!