寒風吹きすさぶこのころ、街はクリスマスのイルミネーションでキラキラと輝いています。
そんな街中を歩いていると、
「ああ…私も光りたい」
ふとそんな想いに駆られることはないでしょうか。私はあります。
こんにちは、ふたたびお目にかかります。ひろしです。
はじめに
己の「光りたい欲」を満たすため、光るスカートを制作します。
LEDを仕込んだスカートを作り、arduino(マイクロコンピュータ。通販やパーツ屋さんで購入できます。)を使ってLEDをチカチカさせます。
今回は前編としてスカート作りの様子をお送りします。
筆者について
- 裁縫スキル
低いです。
頑張って並縫いをします。
- 電子工作スキル
低いです。
頑張ってLEDをチカチカさせます。
スカート作り
今回は「サーキュラースカート」という形のスカートを作りました。
名前の通り、円形の布地からウエスト部を丸くくり抜いた形のスカートです。
縫い合わせるところが少ないため、比較的簡単に作ることができるようです。
プランニング
スカートの形・長さ・使用する布を考えます。
今回は光るスカートなので、光を通す素材にしたいと思い、半透明の布にしました。
半透明の布だけではあまりに心許ないため、内側にもう一層足すことにしました。
型紙制作
コピー用紙をつなぎ合わせて、円を1/4にカットした型紙を作ります。
ウエストからスカートの裾までが外側の円の半径になります。
半径85cmの円がとれる型紙を作りました。
内側の穴は、お尻が通る幅にくり抜きます。
裁断・縫合
布を二つ折りにし、型紙に沿って切り取ります。
半円の布が2つできました。
これを円の切れ目同士で縫い合わせ、ドーナツ型の布にします。
ドーナツの穴の部分にゴムを通していきます。
ベルトを取り付け
ゴムを通すトンネルを作るため、ウエスト部にベルトを取り付けます。
ウエストの長さで帯型に布をとります。
布の端が見えないように、内側に折り込んでアイロンで癖をつけます。
これをスカートのウエスト部に縫い付けていきます。
ゴムの入り口と出口を塞いでしまわないよう、ベルトの端は縫い合わせずに開いたままにしておきます。
ゴムを通す
ベルトの隙間からゴムを通していきます。一周したらゴムの端を結んでしまいます。
これで履けるようになりました…となりたいところですが、裁断の時にウエストの穴を大きく開けすぎてしまったため、ゴムに加えて紐も通しました。
ウエストが緩すぎる場合は、紐で絞って固定することにします。
完成!
苦節3時間半、スカートが完成しました。
苦労したところ
ベルト用の布は太めに裁断するほうが作業がしやすいです。
最初は布を細くとったためにアイロンを使っても折り返しのクセがついてくれず、作り直しの憂き目にあいました。
そして次回へ…
次回のブログは1月更新。
私ひろしは誕生日であります。
みずから己の誕生日ツリーとなって、LEDの光で記念日を彩りたいと思います。
次回は、
- arduinoでLEDの制御
- LEDをスカートに取り付け
- スカートを光らせる
の様子をお送りします。お楽しみに!