こんにちは、ゆきじです。
皆さん、年賀状はもう出しましたか?
今年の年賀状が元日に届く締め切りは終わりましたが、まだ年賀状は出せます!
プリントは出来ないし、どんな年賀状にしたら良いかわからない…とお悩みの方!
そんな方に、誰でも簡単に筆ペンでユニークな文字を書ける方法をご紹介いたします!
※この作業をして年賀状が汚れてダメになってしまったなどの責任は負えませんのでご了承ください。
準備するもの
- 年賀状
- 汚れても良いポストカード
- マスキングテープ(仮止め用テープ)
- 筆ペン 毛筆タイプ
- 筆ペン 筆先がまとまったフェルトタイプ
今回は「あけましておめでとうございます」の文字を縦書きで書いていきます。
下準備
まず年賀状の上に1.5㎝幅のマスキングテープ(よくみるマステのサイズです)を2つ置いたぐらいの位置にポストカードを乗せ、
マスキングテープで固定します。
ポストカードを使用しているのは、文字を真っすぐに書くためと、一画目の筆の入り方を揃えるためです。
ポストカードは厚さがあるので墨が裏写りしない点が良いのですが、それがまかなえるのであればいらない紙で問題ありません。
マスキングテープは後に剥がすので年賀状が破れないように、机に貼ったり剥がしたりをして粘着を弱めたり、しっかり貼りすぎないようにします。
ポストカードに書く文字の位置を取ります。
今回は「あけまして」「おめでとう」「ございます」で縦5文字の3列で年賀状の高さいっぱいに書くので、一文字約3㎝の高さで取っています。
このポストカードの線を目安に文字を書いていきます。
文字を書く前に
文字の1画目と濁点を筆ペンの毛筆タイプで書きます。
残りの部分を筆ペンのフェルトタイプで書きます。
毛筆タイプは毛先が柔らかく、筆先を全部おろすととても太い字が書けます。
フェルトタイプは毛先が固まっていて、力を入れてもそこまで太くなりません。
各筆ペンの利点を生かして、毛筆タイプは太い箇所を、フェルトタイプは細い箇所を書く、という分担をします。
もう少し字が小さくなる場合は、太い箇所を「フェルトタイプ」、細い箇所を「ペンタイプ」の筆ペンで書くと良いです。
筆ペンに慣れてない人が、一本の筆で太い箇所と細い箇所を書こうとすると、思いがけない箇所で太くしてしまったりなどのミスで綺麗に書けないことがあります。
筆ペンが出せる一番太い線を保ちながら書きますので、力を込める箇所、込めない箇所を意識しなくても大丈夫です。
今回使った筆ペン(毛筆タイプ)は
様々な場面で活躍する変わった筆ペン紹介【見た目・機能編】。
で紹介しました、「きらり(ぺんてる株式会社)」です。
筆ペン(フェルトタイプ)は
宛名書きが綺麗にできる。オススメの筆ペン7選!
で紹介しました、「太細両用 筆ペン(ZEBRA)」の太い方です。
筆は特にこれというものはなく何でも大丈夫ですが、2画目以降に使用する筆ペンは力を込めても太くならないものを選びましょう。
制作開始
それでは文字を書いていきましょう!
ポストカードの上から筆ペンの毛筆タイプで1画目をスタートさせます。
力を入れたまま1画目を書きます。
2画目以降は筆ペンのフェルトタイプに変えて書いていきます。
2画目以降のポイントは
- 幅を同じにする。
- 「あ」「ま」「お」などの「〇」が含まれている文字は「〇」の部分を小さくし、丸みを帯びさせる。
- 2画目以降は小さく、1画目以内に収めるように心がける。
です。
フェルトタイプで書く時のポイントですが、筆先は進行方向と真逆になっていると綺麗に線が書けます。
「け」の1画目を書くときは筆先を進行方向から斜めの角度や垂直の角度で寝かせて書くと書きやすいです。
「し」や「て」の一画目も曲がる手前で切って筆を変えます。
1列書けましたらポストカードをずらして2列目を書いていきます。
ポストカードをずらす際に止めているマスキングテープも剥がしますが、年賀状が破れないように慎重に剥がします。
左から右に剥がすと破れにくかったです。
2列目以降も同じように書いていきます。
濁点や「お」などの右上の点は毛筆タイプで太く書きましょう。
完成です!
他にもアレンジ
●背景に柄
先に色のついた筆ペンで模様を書き、その上から文字を書くと華やかになります。
模様が乾いてから上に文字を書きましょう。
下に少し余白をあけてメッセージを書くこともできます。
こちらは1文字の縦の長さを2.5㎝にしました。
花で使用した筆ペン
様々な場面で活躍する変わった筆ペン紹介 【カラー編】。
の「ウインクオブステラブラッシュ(株式会社呉竹)」のピンクです。
●1画目をカラーに
お正月なので華やかに金色で作成いたしました。
1画目を先に書くやり方でも問題ありません。
下部の余白を金色で塗りつぶし、乾いたら黒でメッセージを書きます。
使用したペン「呉竹 くれ竹筆 中字 金色」
まとめ
今回は文字を大きく取り扱いましたが、筆を小さいものに変えて一部の文字をこんな風にアレンジしても良いかもしれません。
手書きの年賀状が届くと嬉しいと思いますので、この機会に是非筆ペンを使ってみてください!
年賀状に限らずメッセージカードを書くときなどにも使用してみてはいかがでしょうか。