植物のイラストの描き方。

こんにちは。イラストレーターのこばやしです。
今回は植物のイラストの描き方を紹介します。

この記事では、植物にある「生え方や形状のパターン」を見つけてイラストに落とし込む方法を紹介します。
植物のイラストの描き方をわかりやすく解説されているサイトは多くあるので、後述で紹介します

今回は東遊園地の花壇の花を例にします。

ノースポールという花らしいです。

植物の観察・スケッチ~イラストの描き方

1. 植物の観察・スケッチ

花、茎、つぼみ、葉など、部位ごとに観察してスケッチすると、だいたいのパターンがわかります。
写真でも良いですが、触感や実際に見た情報のほうがより観察できるので、実物での観察とスケッチをおすすめします。

それぞれの部位(写真は花とつぼみ)を同じ角度で見ると気づくことも。

スケッチも部位ごとに行い、気づいたことを一緒にメモしておくと後で見るときの参考になります。

2. パターンの抽出

ある程度観察できたら、各部位の形のパターンをまとめます。

3. イラストへの落とし込み

まとめたパターンの情報をもとに、ラフを描き起こしていきます。
ラフのイメージ

ラフである程度の構図が決まったら描き込んでいき、完成させます。

植物の描き方参考サイト

わかっているようでわかっていなかった描き方のコツや基本知識を丁寧に解説されています。

植物の描き方のアタリのとり方をわかりやすく解説されています。
動画でも解説されているので、実際にどういう風に手を動かして描かれているのかも参考にできます。

花の形の基本知識や、バラやユリなどの特徴の解説、イメージによる花の使い分けなど、幅広い内容を解説されています。
漫画形式で解説されているのでとても読みやすいです。

Illustratorでの簡単な花の作り方を紹介されています。
「パンク・膨張」の変形リストも別ページ紹介されているので、お花だけでなく、様々な模様などを作る参考になります。


植物は、形が難しく、他の植物が邪魔でよく見えないところも多いので、描くのが苦手な方は多いのではないでしょうか。(私はすごく苦手です)
今回ブログを書くにあたって、久しぶりに観察とスケッチをしたり、他の方の描き方の記事を見たりすると、気づくことの多さに驚きました。
わかっているようでわかっていなかったことはたくさんあるので、これからも精進していきたいと思います。