最近は工具を集めるのが楽しみな藤中です。
「打ち合わせスペースにコートを掛けられるようにして欲しい」という要望があったので、DIYで取り付けてみました。
会社の打ち合わせスペースは有孔ボードで囲まれています。
(これも、以前DIYで作成したものです。)
ここに、フック式のバーを取り付け、ハンガーを掛けたり、本を置けるようにしてみたいと思います。
今回購入したのは、以下のもの。
- 木材(ホワイトウッドで厚さ27mmのもの)
- 洋折釘(後述)
材料だけなら1,000円ちょっとのお手軽DIY。
材料だけならね、ふふふ…
木材はホームセンターで有孔ボードの幅に合わせてカットしてもらいます。
木材を削って段差をつける
今回、最も難しい工程。
高さの異なる木材を2枚貼り合わせる方がずっと簡単ですが、敢えて難しい方法にチャレンジしてみました。
プロはカンナやノミで作業すると思いますが、私は素人なので、トリマーという工具を使うことにします。
木材を固定するのが最も面倒で、重要な作業。
削る木材を固定していなかったので、無残なありさまに。
あまりに酷いので、心が折れかけましたが、もっと薄く削ればいけるかもと思いなおし、やってみると、とても素早く削れました。
多少いびつですが、なかなかいい感じ。
軽くやすり掛けして、この工程は終了です。
穴あけとフック取り付け
フックには「洋折釘」を使います。邪魔なストッパーがついているので、対策を考えなければなりません。
似たようなもので「大折釘」というのがあり、こちらはストッパーなし。奥までねじ込める代わりに、サイズが50mm以上と大きいので、今回、27mm厚の木材には使えません。
穴をあけて、ねじ込んでみます。
当然ストッパーで止まるので、有孔ボードに取り付けるとこんな感じで斜めになります。
さらに太いドリルで穴をあけます。穴が深くなりすぎなように、目印のテープを貼っておきます。
この穴に洋折釘のストッパーが入って、飛び出しを調整できます。
全部穴あけ。
塗装
今回、ホワイトウッドの色をそのまま残すために、亜麻仁油でオイル塗装してみました。
塗った直後はかなりテカっています。亜麻仁油を塗ると、少し色が濃くなり、木目がはっきりと浮き出てきます。
完成
装着してみました。カッコいいです!
隙間なくピタリとくっついています。
ただ、溝が狭すぎ、浅すぎで、残念ながらマガジンラックとしては機能しませんでした。
さあ、みんな、コートをかけまくれ!