1泊2日で行く春夏の高知旅行。どこよりも充実した満足プランをご紹介。

1泊2日で行く春夏の高知旅行。どこよりも充実した満足プランをご紹介
こんにちは。ディレクターのかなゆーです。
前の夏に土佐、高知県に行ってまいりました。

1泊2日で高知県を楽しむにはどうしたら良いか、高知県出身の友人にいくつかスポットを教えてもらい、無駄の無いようにプランをしっかり練っていきました。

結果、かなり充実した濃い旅になりましたので、これからの季節にぴったりの、1泊2日で行く春夏の高知満喫旅行プランをご紹介します。

前準備

今回はある程度道中かかる時間を想定し、その時々で行き先をチェンジできるようスポットをチェックし、地図に起こしてから行きました。
神戸から高知までの車所要時間マップ

1日目

8:00 神戸を出発し、淡路島経由で高知県に向かう
神戸から須崎までの車所要時間
11:30 「須崎ラーメン 千秋」 で昼食
須崎市のB級グルメ、須崎ラーメンをいただきました。
向かったのは「須崎ラーメン 千秋」さん。食べログ4位の人気店です。
見てください、熱々の鍋焼きラーメンです! ドライブで疲れた体に染み渡りました。
須崎にはたくさんの須崎ラーメン店がありますので、ぜひ訪れてみてください!
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腹ごしらえをして、今回の旅のメイン、四万十川源流へ!

12:30 四万十川源流地点

須崎からは、40分ほど。ただし、車でアクセスできるのは林道沿いに立つ四万十川源流の石碑まで(ナビの設定:高知県高岡郡津野町船戸)。
近くまで行くと源流地点までの看板がところどころにありますので、それらに従いましょう。
ここからは、源流地点を目指して歩きます。看板には25分とあります。往復込みで、1時間半程みておけば良いです。

服装
服装は動きやすく、靴は滑りにくいもので。
ベストはトレッキングシューズですが、スニーカーでも大丈夫です(ヒールのある靴や底の薄いぺったんこ靴などは絶対やめましょう)。

水場も歩くので、スマホやカメラを持っていく際は、落とさないように気をつけましょう。タオルがあれば汗を拭くのはもちろん、濡れた場合も便利です。
水筒や空のペットボトルを持っていけば、水を持ち帰ることもできます。

源流地点まで
夏場でも山に入るととても涼しく、下界との差に驚きます!
石碑近くに、登山者用に木の棒が置いてあります。親切ですね。険しい山道なので、この棒を持っていくことをお勧めします。
四万十川源流地点登山用の棒
道中に現れる手作り感満載の看板を目印に、木々の間を登ります。
沢伝いに歩くので、水場を横切ったり、岩の上を移動したりすることもあります。
四万十川源流地点までの道のり
山中は明るく太陽も入ってきますが、正直思っていたより人の手が入っていない場所でした。川のせせらぎがとても心地よいです。
「これで道あってるの?」と心配になることもありましたが、看板を探し進んでいくとたどり着きます。
体力のない私でも登れたので、ほとんどの人は苦もなく登れると思います!
ガイドにも対象年齢6歳以上とあったので、お子さん連れでも大丈夫です。
(大人の方が付いてあげてくださいね!)

源流地点に到着!
木でできた目印が立っているところがゴールです。
山から水が小さな滝のように湧き出していて、水流の勢いに感動します。
四万十川源流地点
源流の水は、その場で飲むことも可能です。
私ももちろんその場で飲みましたが、キンキンに冷えていて、売っているミネラルウォーターよりも美味しかったです!!

また、紙コップと茹でたそうめんを持って行き、川の水で出汁を割り、山の中で軽食をとりました。山の中でのそうめん、別格です。
出汁は捨てずに持って帰りましょう。

マイナスイオンをしっかり浴びて、次は愛媛県との県境、四国カルストへ!

15:00 四国カルスト 天狗高原
晴れていればこんな絶景が広がる峠です!
四国カルスト
ただ、山の天気は移ろいやすく、天狗高原についてしばらくすると雲行きが怪しくなってきました。すぐに、あたりに霧が立ち込め、空が暗くなってきました。
これは早く山を降りないと! とすぐ下山を決意。しかし、思い切りゲリラ豪雨に遭遇してしまいました。
前方2メートル先が霧で見えないという恐怖の中、なんとか下山し、宿のある四万十市中村までたどり着きました。
念のため、可能であれば傘やレインコートなどの雨具も持って行った方が良いです。

18:00 「味劇場 ちか」 で夕食
夕食は、決めていなかったので、宿の近くにあるごはん屋さんを探しました。
そこで見つけた「味劇場 ちか」さんは、ユニークな店内の造りに、気さくな店員さんがいらっしゃって、ご飯もとても美味しかったです!
「味劇場 ちか」外観
もちろん高知に来たのでカツオと、トロの握りをいただきました。肉厚で味も濃厚で、本当に美味しかった…。
「味劇場 ちか」トロの握り寿司
しかし、こちらのおすすめは焼き鯖寿司。
「高知家の食卓」県民総選挙でも紹介されています。偶然見つけたお店でしたが、なんとエリア1位の人気店でした。また行きたいです。

21:00 宿にチェックイン
中村にある、ビジネスホテルに泊まりました。
今回は行けませんでしたが、銭湯もたくさんあるようなので、興味のある人は調べて行ってみてくださいね。

2日目

7:00 ホテルで朝食バイキング
翌朝の朝食でびっくりしました。
たきたてのご飯の美味しさ、お漬物、サラダ、お味噌汁、すべてがめちゃくちゃ美味しい!
やはり、自然が豊かで水の綺麗な土地の食物は美味しいのです。
こんなことを言うと失礼かもしれませんが、ビジネスホテルの概念が覆るくらいの美味しさでした…感動しました。

10:00 チェックアウトし、沈下橋へ
宿から近い、四万十川の沈下橋へ向かいます。
沈下橋とは、増水時に川に沈んでしまうように設計された欄干のない橋で、広大な四万十川には、いくつもの沈下橋があります。
沈下橋
※友人のIちゃん。

12:00 日曜市とひろめ市場
高知市では、日曜日朝7時から高知駅近くの通りを使って日曜市が開かれます。地元の農家さんが採れたての野菜や果物を販売されています。
有機野菜などが安く買えるので、地元の方・観光客で賑わっています。
今回はお昼に行ったので店じまいをしているお店もありました。
名物”いも天(さつまいもの天ぷら)”は絶品です!!
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その日曜市の中央に位置するひろめ市場。中は漁業市場兼食堂のようになっており、新鮮なお魚の購入だけでなく、中の広場で食事ができます。
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15:00 高知駅周辺
高知駅周辺には、観光名所がそろっています。高知城や坂本龍馬先生像と記念撮影をして帰りましょう。
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17:00 高知出発
高知県、満喫しましたか?
関西圏へは3時間〜4時間かかります。暗くなってしまう前に、安全運転で帰路につきましょう。

おみやげは「ひろめ市場」で

おみやげはなんでも揃う「ひろめ市場」で買うのが良いでしょう。
おすすめのおみやげは、”ごっくん馬路村“です。高知名産、ゆずのジュースです。
自然のゆずの味が生きており、とても美味しいです。
通販でも買えちゃうご時世ですが、ぜひ現地で買って飲んでみてください。
あとは、カツオ関連加工品、日本酒、塩芋けんぴはどれを買っても間違い無く美味しいです。
高知県は食べ物が本当に美味しいので、日曜市の旬の味覚を持ち帰るのも良いですね。

まとめ

高知県は東西に長い県ですが、ぐるっと一周できるプランかと思います。
もう一泊できる場合は、馬路村や徳島県を観光するのもおすすめです。
個人的には馬路村で“曲げわっぱ”作り体験をやってみたいです。

関西から高知県に行くには車のほかに高速バス・飛行機などの交通手段もありますので、あなたに合った方法で楽しんでくださいね!