会社でかけているラジオが教えてくれた、音楽が素敵な曲。

ラジオ

初めまして。
今年 2021年4月に入社して東京事務所で働いている、まーみんと申します。

私は「東京スカイツリー」やその近くの隅田川(すみだがわ)周辺の景色が好きです。
東京事務所の近くを流れている亀島川(かめじまがわ)は隅田川にやがて合流する川なので、東京スカイツリーを感じることができ、なんだか嬉しいです!!

他の事務所でも同様かもしれませんが、東京事務所では「ラジオNIKKEI」によるラジオ番組「RaNi Music♪」をかけています。
会議などを行うときには音量を小さくしたり消したりしていますが、そうではないときは、何かしらの音楽を聴くことができます。

放送される曲としては、最近のテレビドラマの主題歌になっていた曲や、テレビコマーシャルに起用されていた曲が多いように思っていました。
しかし、高校生のときによく聞いていた曲、中学生のときによく聞いていた曲、小学生のときによく聞いていた曲も流れます。

アーティストが好き、アーティストの着ている衣装が好き、歌詞が好き、ミュージックビデオが好き・・・ など、楽曲に対しては様々な「好き」があると思っています。
今回は、私がとにかく「音楽が素敵!!!!!」と思っている曲をご紹介します!
「好き」というよりは称賛しています。

YOASOBI「もう少しだけ」

ピアノが伴奏の主体になっているように感じます。
サビ以外においてピアノの音はずっときらきらするようにせわしく動いているのに、全然邪魔ではなく、曲を装飾しています。

0:50 から始まる(おそらく)Aメロの「あっさっに」というところで、歌と同時にピアノも指を離しているようです。
伴奏が歌と同じリズムを刻むことはあまりないと思っていたので、驚いています。
初めてこちらの曲を耳にしたときに、この部分に感動しました。

1:48 からのフレーズで、「さっきと違うメロディーになったな!?」と思うのですが、またすぐに先ほどと同じメロディーに戻っていきます。

Aメロらしき部分とサビらしき部分が、瞬く間に移り変わります。
「1番」「2番」「ラストのサビ」などのような区別を感じさせないくらい、あっという間に次のフレーズに変わっていきます。

3:32 からの最後のフレーズが、さらっと終わります。
後奏がありません。
それなのに物足りないとは全く思わせない、素敵な去り方・引き方なのです。

*「フレーズ」とは「たかはしピアノ教室」さんによると・・・「音楽・メロディ(旋律)のひとくぎり(楽句)

家入レオ「僕たちの未来」

どこか懐かしさを感じさせてくれる曲です。
わくわくさせる前奏で、太陽がやってくるような印象を受けます。

0:32 からや 0:47 からなどの、フレーズの終わりの音列が複雑なところが好きです。
「そうやって音を動かすのか!」とびっくりしますが、次のフレーズに、すっと入っていくのですから不思議です。

優しくきれいな感じに発声されているかと思いきや、0:58 からのフレーズで「えがお」を強く発音されていて、どきっとします。

曲の調が変わる、「転調」がないはずです。
厳密には転調しているのかもしれませんが、最後のサビで転調するということではない・・・という意味で言いました。
そのぶん、同じようなテンションで最後まで聴き続けられます。

偶然の出会い

ラジオでは自分で曲を選んで聴くわけではないため、意図せずとも素敵な「出会い」や「再会」があると思います。
2曲目として紹介した曲は、日本テレビ系で2016年に放送されたテレビドラマ『お迎えデス。』の主題歌だったとのことです。
私はこのテレビドラマを見ていたので、ラジオでこの曲に「再会」したということになります。

聴いていたときの気持ちを思い出す曲があるのですが、「その気持ちを思い出せたこと」自体に嬉しさを覚えます。
もしも機会があれば、ラジオで音楽を聴いてみるのはどうでしょうか?


参考文献
たかはしピアノ教室 (2020). 「フレーズ」とはなに? https://www.takahashi-piano.net/post/phrase (2021年7月6日取得).