こんにちは。寒くなってきましたね。
ネクストページには自転車通勤の人がいます。自転車が趣味で、高価なロードバイクを持っている人もいます。
そして、会社には、誰でも使える折りたたみ自転車があります。
増え続ける自転車を効率的に収納するため、DIYで自転車ラックを制作することにしました。
以前、IKEAのSTOLMEN(ストルメン)を使ったパーテーションをDIYした際、自転車ラックを作っている人がいるのをネットで見つけ、気になっていました。
早速、IKEAに材料を買出しに。店員さんに、「STOLMENはどこですか? 突っ張る収納の」と聞くと「STOLMENは突っ張るものではないので、必ず天井にネジ止めしてください!」と繰り返し注意されました。
みなさんも、STOLMENを本来の用途以外に使うときは気をつけてください。
ポールを立てます。
今回は、店員さんに注意されたこともあり、上部に丸い板をネジ止めすることにします。丸い板は、以前、ホームセンターの板コーナーで買ったものです。
パーテーションを作ったとき、すでにポールを6本も立てているので慣れています。
下の黒いシートは、以前から自転車置きスペースとして使っていたヨガマットです。
ラックを乗せるアタッチメントも付けます。高さは、実際に自転車を乗せてみてから調節するほうがいいので、最初は適当でかまいません。
アルミパイプの加工。
ホームセンターでアルミパイプを買ってきて40cmに切断。長さはお持ちの自転車に合わせて決めてください。
アルミパイプのカットはホームセンターで借りた工具で行いました。バリをやすりで削って、滑らかにしておきます。ホームセンターには穴あけ用にボール盤もありましたが、ドリルの刃がなかったので、穴あけは家で行いました。
穴はSTOLMENのアタッチメントに合わせて、中央が10mm、左右が6mmとします。10mmの穴はかなり大きく、家庭用ボール盤ではパワーが足りず、一度にあけるできません。まず、6mmの穴をあけてから、再度10mmの穴を開けます。
ラック部分の組み立て。
STOLMENのフックをボルトで止めます。使ったのは、中央がM10×50、左右がM6×40です。
ラックのパーツが完成したら、ポールに装着してください。
これで完成です。
最後に一工夫。
ロードバイクの中には、フレームが太く、フックにかかるけど、しっかり収まらないものもあります。また、高価な自転車がフックにかけたときに傷つくのは嫌です。
今回は、娘が昔使っていた靴下を再利用して、フックカバーにしました。
まだまだ使えそうなきれいな靴下です。
完成したラックに自転車をかけてみようと思ったら…
いつも自転車通勤している人が、今日に限って電車で通勤していました。仕方なく、会社の折りたたみ自転車をかけてみることに。
折りたたみ自転車はフレームに水平な部分がなく、前のめりになってしまいました。
お持ちの自転車のフレームが水平でない人は、下のような製品がいいかと思います。
1万円ちょっとで、買って組み立てるだけなので簡単です。
まとめ
自転車ラックを作る前は、ヨガマットに自転車を2台置くことができました。自転車ラックができたことで、3台置けるかと期待していましたが、実用性を考慮すると、やはり2台が限度なのかもしれません。
というわけで、せっかく作ったのに、収納力を増やすという目的にはあまり効果がありませんでした。
それでも、メリットはありました。
自転車ラックがある空間は、「なんだか、ちょとかっこいい」のです。
お洒落なロードバイクが飾ってあれば、なおさら「かっこいい」。
パイプの加工がちょっとだけ大変ですが、30分~1時間で組み立てられ、予算も1万円以内。手軽なので気にになった人は作ってみてください。