こんにちは。
デザイナーの冠野です。
2年目になり、今までの自分を振り返って、まとめて、
全然健康を考えてなかったと反省して、毎朝ヨーグルト食べるよう心掛けてます。
今年のGWは最大10連休ありましたね!
私は10連休の半分を実家で過ごし、ひたすらごろごろしてました。
天気もいいしどこか遊びに行きたいな~と思い、せっかくなので地元・広島県尾道市にまつわることをしたい! ということで、
尾道の「七佛(しちぶつ)めぐり」をしました!
「七佛めぐり」とはなんぞや? と言いますと
尾道市は”寺の町”と言われるほど神社仏閣が多く、その内の7つの寺が宗派を超えて繋がったものが「七佛めぐり」です。
7つ全て巡って祈願すれば叶うと言われています。
尾道の住人は小学校の遠足などでお寺巡りをしたり、遊びに行ったり(今思うと罰当たりそう)するほど身近なものです。
さっそく七佛めぐりスタート!
今回のコース順路
持光寺
記念すべき一山は「持光寺」です。
石で作られた鳥居が特徴のお寺です。
どっしりしてて静の強さを感じます。
何百階階段を上って辿り着く場所にあるので景色も◎です。
ここでは”にぎり仏”が有名で、手のひらサイズの粘土をこねて仏様の形にしたりお顔を書いて、左手でギュッと握りながら願いことをかけると叶うとされています。
気軽に体験することができて、お寺で焼いて乾燥して郵送してもらえます(小さい頃体験して実家に何体か飾ってます。懐かしい … )。
天寧寺
市の紹介の大定番で使われる三重塔があるお寺です。
三重塔と本尊が離れた場所にあるので道間違いに注意です。(三重塔がより山側にあります)
季節が合えばきれいな牡丹が見れるお寺でもあります。
そして、526体の五百羅漢がズラッと並んでおり見応え抜群です!
五百羅漢がある建物に入って、その日は夏日で暑い日でしたが少しひんやりしてて何かしらの力を感じました。
どれか一体自分に似たお顔があると言われているので、お参りされる際探してみてください。
千光寺
尾道は「坂の町」とも言われてるのですが、その坂の上の上にあるお寺です。
街から登山感覚で行くのもよし、ちょっとしんどいなと思ったらロープウェイ乗るのもよしです。(行きと帰りで使い分けるのもありかも)
お寺から見る景色は絶景です。
ここには「ポンポン岩(鼓岩とも言われてます)」という岩があり、へこんでるところを叩くとポンポンとなります。
違う所を叩くと普通の岩ですが、その箇所だけ空洞のような音がします。不思議岩!
高所恐怖症の人は若干怖いかもです。(柵とがなく自然そのままで置かれてるので)
近くに尾道市立美術館があるので参拝した足で行けます。
その日は北欧のデザイナー・リサラーソンの展示がされてたので、ちゃっかり見てきました。
下山する道周辺に猫に関するもの・店が多くあり、本物の猫さんもたくさんいるので猫好きにはたまらないルートです。
大山寺
千光寺から下山して東に向かうと「大山寺」があります。
受験の神様が祀られている「御袖天満宮」(映画「転校生」のロケ地の一つ)と隣接してます。
境内には尾道が舞台だった某朝ドラで使われた梵鐘もありますので是非。
※鐘を突きたい人はお寺の方にお申し出てください。
西國寺
大山寺からの近道を辿ると「西國寺」に着くことができます。
大きなわらじが飾られてる仁王門があり、格子の中には阿吽の像が鎮座しています。
個人的な話ですが、高校が近く卒業写真をここで撮りました。なつかしい… 。 そのように地元民とお寺が密着して繋がってるもの尾道のいいところです。
浄土寺
きれいな朱色が特徴的なお寺です。(境内一帯が国指定文化財! )
教科書でおなじみの聖徳太子の創建と伝えられてます。
この寺は何といってもハトがたくさんいる!
その場で鳩用の餌を買って直接あげることができます。
残念ながら私が行った時は売り場が閉まってました… 早めに行ったほうがよさそうです。
海龍寺
最後は「海龍寺」です! 浄土寺のすぐ隣にあります。
江戸時代の人形浄瑠璃家「文楽」「竹本弥太夫」の墓があり、「お経の塚」に触れると技芸が上達すると言われてます。
近くに昔僧侶の修行で使われたとされる、浄土寺山の「鎖岩」という岩があります。
名前の通り岩を鎖で登るというものです。
小学校の遠足で体験したことがありハードだった記憶があります。(3難易度が段階あって、チキンな性格もあり1段階でやめました)
めちゃデンジャラスですが、登りきった時に見る景色が絶景です。
観光客でもできますので是非挑戦してみてください。
ゴール! かかった時間は3時間半でした。
この「七佛めぐり」は朱印帳や”お守りブレス念珠”集めをすることができます。
「七佛めぐり」を(元)地元民として巡りましたが、新しい発見があったり今までの思い出にしみじみしたり、とても有意義な時間を過ごせました。
このブログを見てくださった方が、もし尾道に旅行などで足を運んでいただいた際に、この記録が役に立てばとても嬉しいです~!