こんにちは田村です。
今回のブログでは、UNKNOWN ASIA Art Exchange Osaka2018で僕がであった、今後の活躍が約束されたステキなアーティストを7名紹介したいと思います。
あみ りょうこ
メキシコ在住のあみりょうこさん。木版画で描かれた女の子は一度見たら忘れられない。墨一色なのに可愛くてキュート。今回もっとも注目されたアーティストの一人で、たくさんの賞を受賞されていました。今後大きな仕事もたくさんされると思います!!是非注目してください。
Anindya Anugrah
一見ビザンティン美術のようだが、よく見ると宇宙やライブハウスなど、ビザンティン美術では絶対ありえない世界が繰り広げられているコラージュ作品。群像で作られた世界観や色使い、キャラクターも含めて、今回僕が最もかっこいいと思ったインドネシア出身のアーティストさんです。今後の活躍が楽しみです!!
澤田 久奈
澤田さんは是非皆さんに知ってほしいアーティスト。工場にある機械をモチーフにしたイラストレーション。工場の機械?と思われるかもしれませんが、独特の色使いと構図で、ただの機械がとても格好良く描かれています。2018年のボローニャ国際絵本原画展にも入選された実力の持ち主。
松尾竜平
北海道を拠点に活躍されているミュージシャン兼アーティスト。油絵で描かれたダイナミックなイラストレーション。大胆でかっこいい。「才能のある人」ってこういう人なんだろうなーと痛感させられました。お金がなくて北海道に帰れない!と言いつつ、UNKNOWN ASIAのパーティーで投げ銭ライブを決行し、交通費をしっかり集められたそうです。生き様も作品も音楽も本当にかっこいい!!
オオヤマネコ
日々膨大な作品を作り続ける神戸のアーティスト。今回は紙版画で大量のイラストレーションを出展されていました。作品の格好良さはもちろんですが、魅せ方を知っているアーティストさんで、展示スペースの3面全てが完璧に構成されていました。テクニックとイマジネーションを兼ね備えた職人。今回はFUNG Ho-Yin 賞に加え、一般参加者からもっとも支持を受けたオーディエンス賞も受賞されていました。
ミズノマサミ
子どもの絵をそのままイラストレーションに昇華したようなふわふわのゆるいイラストレーションを描かれる名古屋のアーティスト。明るく楽しいタッチで、混沌とした今の時代に必要なイラストレーションだと感じました。絵本作家としても活躍中です。
下村 優介
すでに知名度も高い下村さんですが、是非、たくさんの人に知ってほしい作家さんなので、あえてのご紹介。
一見針金などで作ったように見える繊細なインスタレーションですが、
実は切り絵。圧倒的な技術力。ブースの前を通ったほとんどの人の足を止める圧倒的なインパクト。
世界各国で切り絵の先生もやりつつ、精力的に個展も展開されています。
切り絵の凄さはもちろんなのですが、魅力的なキャラクターを生み出す画力も持たれている凄腕のアーティストさんですよ。
まとめ
UNKNOWN ASIAは来年も大阪で催される予定です。来年は300名の展示になるそうです。
見応えある素晴らしい作品と魅力的なアーティストさんに実際に出会えること間違いなしのアートフェアです。
アートが好きな方は来年の秋、是非足を運んでみてはいかがでしょうか?