週末は橋に遊びにいこう! 瀬戸大橋・大鳴門橋編。

与島パーキングから見た瀬戸大橋。美しい。
こんにちは田村です。

突然ですが、男性のみなさん…

最愛の娘から

「お父さん。今度の日曜日どこにいくの?」

愛しい彼女から

「ねえ、週末はどこに連れていってくれるの?」

そんな重い重い言葉を投げかけられたことはないでしょうか?

毎週のように襲いかかる可愛いお子様や愛おしい彼女からの悪魔の質問。あなたはどう乗り切ってますか?

そんなリア充な男性諸君には、是非こうお応えいただきたい。

「そうだ! 橋にいこう!」

「橋?」「橋ってなによ?」そう思われるのもしょうがない。

今回私がご提案する橋は、ただ渡るだけの橋ではありません。

「渡れる」、「遊べる」、「食べれる」、「観光する」、そんな三拍子も四拍子も揃った、
完璧といっても良いデートスポットなのです!

ご存知でしょうか? 四国と本州を結ぶ、雄大で大きな橋。

神戸と淡路島、そして淡路島と徳島を繋ぐ神戸淡路鳴門自動車動の2つの橋。
「明石海峡大橋」と「大鳴門橋」

岡山県倉敷市と香川県坂出市を繋ぐ「瀬戸大橋」

広島県尾道市と愛媛県今治市を繋ぐ「しまなみ海道」

今回はこの中から、瀬戸大橋、明石海峡大橋をご紹介させていただきます。
風光明媚な瀬戸内海にまたがる、この大きな橋群の魅力を少しでも知っていただければ幸いです。

瀬戸大橋

私が瀬戸大橋を初めて渡ったのは、小学生の時だったと思います。父親の故郷愛媛県に帰る途中、
開通したばかりの瀬戸大橋を渡ったのですが…運転する母親が橋を渡っている途中に「人間の力はここまできたのかっ!」と号泣しだし、「母ちゃん、頼むから泣かずに、ちゃんと運転してくれ」と、恐怖に苛まれたことを今でも忘れません。それぐらいスケールが大きく、南備讃瀬戸大橋、北備讃瀬戸大橋、与島橋、岩黒島橋、櫃石島橋、下津井瀬戸大橋など10の橋で構成された昭和の建造物の集大成ともいえる壮大な橋、それが瀬戸大橋です。

私の思い入れもありますが、最初に瀬戸大橋を紹介したいと思います。

絶景!あえていくなら「瀬戸大橋記念公園」の「下津井城跡」がおすすめ!

瀬戸大橋を岡山県側から眺めるのであれば「鷲羽山展望台」は定番中の定番。至近距離から迫力ある瀬戸大橋を眺めることができます。家族で行くならここでOK!

でも、彼女と2人でゆっくり橋を眺めたいなら、「瀬戸大橋記念公園」の「下津井城跡」をあえてお勧めします。
少し遠目になりますが、大橋を中心とした雄大な瀬戸内海の島々のパノラマを眺めることができますよ。
江戸時代初期の一国一城の幕令により廃城となってしまった城なので、石垣しかありませんが、
かつては、池田長政が城主でもあり、瀬戸内の重要軍事要塞でもあったので、彼女が歴女なら、俄然こちらがおすすめです!

瀬戸大橋記念公園から見た瀬戸大橋

少し遠いですが、ここから見える瀬戸内海の大パノラマは圧巻ですよ。

「眺望」と「うどん」が楽しめる与島パーキング

瀬戸大橋のパーキングといえば、与島パーキングエリア
パーキングに入ると、本州四国連絡橋のシンボルキャラクターである大きな「わたる」くんが出迎えてくれます。(写真を撮り忘れたので、わたるくん情報はこちらでご確認ください)

1.とにかく気持ちがいい景観!

ここで楽しめるのは、何と言っても瀬戸大橋を真下から眺めることができる絶景。展望台からは海、空、船、橋を眺めることができます。綺麗な風景は、大人も子供も大好きですよね。

与島パーキングエリア展望台から見た瀬戸大橋

与島パーキングエリア展望台から見た瀬戸大橋。

2.香川県といえば、やっぱり「うどん」ですよね

そして、香川といえば「さぬきうどん」。本場の腰のあるうどんを楽しむことができます。
思わず、四国にたどり着く前に一杯いただいてしまいました。

香川と言えばやっぱりさぬきうどん!

香川と言えばやっぱりさぬきうどん!

パーキングの食堂前に貼られいたうどん県のポスター。そして思わず写真を撮ってしまった、近くにあったカップ麺の自動販売機。いろんな意味でざわつきます。

パーキングの食堂前に貼られいたうどん県のポスター。そして思わず写真を撮ってしまった、近くにあったカップ麺の自動販売機。いろんな意味でざわつきます。

3.萌えキャラと写真撮影ができちゃう!

まさにフォトジェニック!四国の「愛媛」「香川」「徳島」「高知」が擬人化された「四国萌隊」と一緒に写真を取ることもできちゃいますよ。

四国萌隊と記念撮影。

四国萌隊と記念撮影。

4.乗り鉄なら必須。瀬戸大橋は電車でわたるべし

四国と本州を結ぶ橋の中でも電車が走っているのは瀬戸大橋だけ。
岡山と高松を結ぶ、全長約10キロ。JR西日本・四国の瀬戸大橋線だから堪能することができる車窓を是非お楽しみください。

5.瀬戸大橋に登れる!「瀬戸大橋スカイツアー」

あの瀬戸大橋の塔長(海面175m)に登ることができる「瀬戸大橋スカイツアー」。
普段体感することができない思い出をお子様に作ってあげることができる絶好の体験です。
高所恐怖症でないお子さまなら、「父さん! でかした!」とお褒めの言葉をいただけること間違いなし!
参加は応募制で、定員制。常時開催されているわけではないので、本四高速さんのWebサイトを定期的にチェックしてみてください。

6.映画「ひるね姫~知らないワタシの物語」の舞台となった児島

アニメファンなら瀬戸大橋の岡山寄りの出発点「児島」などはいかがでしょうか?
2017年の春に上映された高畑充希さんがヒロインの声を担当された話題の映画「ひるね姫」の舞台となったのが「児島」です。
詳細は浜口が過去に記事にしているので、是非こちらをご覧ください。

大鳴門橋

四国と淡路島を結ぶ橋長1,629mの美しい吊り橋が「大鳴門橋」です。
四国と本州を結ぶ橋の中では、やや地味なように見えますが、
デートスポットに選んでも他の橋と遜色ない、見どころいっぱいの橋です。

海が! 海が! 回転しているよ。大迫力の「鳴門の渦潮」

鳴門海峡といえば「渦潮」です。
世界最大とも言われる直径30mにもなる鳴門の渦潮は見る価値ありです!
大鳴門橋は、この渦潮の上に渡っている橋なのです。
自然が作り出した迫力の光景を目の当たりにすれば、彼女も子ども達の目も輝くこと間違いなしです。

大迫力の渦潮!

大迫力の渦潮!

ガラスの上に立てるかな? スリルと絶景を楽しめる「渦の道」

大鳴門橋に来たなら、必ず訪れたいのが「渦の道」です。
橋の車道の下に作られた約450Mの海上遊歩道。絶景を楽しむことができます。
遊歩道の床面の一部はガラス張りになっており、45m下の渦潮を真上から眺めることもできますよ。
あなた「ほら、そのガラスの上に立ってみて」
彼女「え! 怖い! 怖い! 無理無理!!」
あなた「大丈夫、大丈夫! さあ、さあ」
彼女「えーーー本当に? 立てた! こわーーい! うわ、めっちゃ渦潮が見えるー!」
どうですか? こんな光景を安易に想像することができませんか? 楽しそうでしょ?

恐怖!! ガラスの床。正直足が震えました。満潮時は渦潮がしっかり見えるようです。

恐怖!! ガラスの床。正直足が震えました。満潮時は渦潮がしっかり見えるようです。

「渦の道」の遊歩道。

「渦の道」の遊歩道。

うずしお観潮船

もっと近くで渦潮が見たいという、欲張りなあの子には、うずしお観潮船がおすすめです。
時速20kmの潮の流れを身体で体感することができますよ!

大塚国際美術館

橋の麓にあるのが、最近様々なメディアでも取り上げられている話題の大塚国際美術館です。
陶板で作られた世界の名画約1000点を鑑賞することができ、
触ることもできちゃいます。
アート好きな彼女なら、絶対喜んでくれること間違いありません。
※館内は相当広いので、本気で鑑賞するなら1日は必要なのでご注意ください。

まとめ

今回は「瀬戸大橋」と「大鳴門橋」を紹介させていただきました。
いかがでしたでしょうか?
橋は、ただ目的地に向かうために渡るだけの道だと思われていた方も多かったのではないでしょうか?
今回ご紹介した2つの橋は、遊びに行く目的地としても十二分に楽しめるスポットです。

次の週末、是非大切な人を連れて遊びに行ってみてはいかがでしょうか?

次回は、淡路島と神戸を結ぶ明石海峡大橋をご紹介したいと思います!