ギフトショーに出展して分かった小さいブースで人を集める方法。


皆さんはギフトショーを聞いたことがありますか?
もしくは参加したことはありますでしょうか?

先日ギフトショーに出展してきたので、どういったイベントなのか、また主に出展の際にどういったことが必要なのかをまとめました。

ギフトショーとは

正式な名称は、インターナショナルギフトショーです。
開催地は東京の他に、大阪や福岡でも開催されており、東京では年に2回、それぞれ2週間にかけて催されています。
http://www.giftshow.co.jp/tigs/

期間中に複数のイベントが同時開催されることもあるのですが、今回は私が出展した「東京インターナショナルギフトショー2017秋」の話しをします。
このギフトショーは3日間の開催で来場者数は約20万人、出展企業は約2,500社と日本最大級の専門見本市です。
東京インターナショナルギフトショー2017秋に出展

出展のメリット

出展される企業は様々ですが、最も多いのはメーカーが自分たちの作った商品を販売してくれる企業を探しているケースです。
新しい商品を探している人が20万人も訪れるので、新商品を実際に手に取って欲しいと考えている企業にとっては、とても大きなチャンスの場になります。

また予め特定の企業へ資料を送って商談の場を設けてくれるイベントであったり、商品コンテストもジャンルごとに開催されるので、ブース以外にも目に留めてもらう場が用意されています。

出展当日の前には初めてブースを出す人に向けた説明会もあるので、安心して参加できます。
説明会の資料

出展の条件

出展をするには法人である必要があり、また登記後3年以上でないと出展することができません。
個人事業主の場合は、出展推薦状が必要になります。
今回私は自分の会社からの出展ではなく、商品を作っている海外のメーカーの日本販売代理店ということで出展しました。

出展に必要なもの

出展するには、出展費用や商品以外にも様々なものが必要になります。

まず一番大事なのは、誰にどのように商品を見てほしいのか、コンセプトを固めることです。
出展する立場としては商品に魅力を感じているため、費用を支払って出展しようと考えていると思いますが、ギフトショーに訪れている人が同じように感じるかは別です。
大きなメーカーであれば、ある程度企業名や商品名が知られているし、ブースも派手に大きくできるのでたくさんの人が足を止めてくれます。しかし、誰も知らない見たこともない商品に興味をもってもらう為には、伝えたいことをはっきりと決めておかないとなかなか成功しません。

新規顧客の開拓なのか、既存顧客からの受注なのか、マーケティング調査の場としたいのか、企業のイメージアップを図りたいのか、たくさんの注文を取りたいのかなど、ブースを出展する目的を明確化します。
目的が決まったらどういう人、どういう企業に来て欲しいかをイメージします。
小売なのか、卸なのか、メーカーなのか、具体的にどういったものを取り扱っている会社なのかまで詳細に決めていけば、どういったブースにするかをイメージしやすくなります。

私はコンセプトを考える際に、下記のサイトを参考にしました。
「展示会活用アドバイザー大島節子のブログ-失敗しない展示会の作り方-」
http://www.tenkatsu.net/blog/

ブースイメージ

アピールしたい相手が決まったら、ブースのレイアウトを考えます。
レイアウトを考えるにあたって、一番良いのはギフトショーに足を運んで実際のレイアウトを参考にすることです。
ギフトショーより規模が小さくても、都内であれば見本市は毎月のように行われています。
ついつい派手で大きなブースに目を取られてしまいますが、特に気をつけて見て欲しいところは小さくても人が集まっているブースとそうでないブースを見比べて、なぜそうなっているかを研究してください。
派手なブースにするにはお金もかかるのでなかなか真似をすることは難しいですが、人が集まらないブースを反面教師にしてどうすれば良いかを考えることはできます。例えば照明が暗かったり、ブースの真ん中にパイプ椅子が2つ並んでて入りにくかったり、商品数が少なかったりと様々な要因が見て取れます。
先に決めたコンセプトやターゲットも考慮して、どうすれば最大限に魅力を伝えるブースになるかを考えてみてください。

また実際に出展する場合は、上記の必要なもの以外にも商品をアピールするためのツールが必要です。
ただ商品やサンプルを並べているだけのブース、特に一コマの小さなブースの場合はなかなか足を止めてくれません。
まずは事前に、招待状や各メディアへリリースを送付して告知を行いましょう。
先にも述べましたが、企業や商品のことを何も知らない人にブースへ足を留めてもらうのは至難の業です。ブースに少しでも人が訪れているのを見ると、他の人もブースへ自然に立ち寄ってくれるので、たくさんの人に告知をすると良いです。
来場した人に配るカタログやノベルティもあると、ギフトショーの後に連絡がもらいやすくなります。
アンケートもあると良いと思うのですが、私は今回訪れてくれた人とできるだけ話しをする時間を長く持ちたいと考えて、名刺交換にとどめました。
送付する招待状やパンフレット

実際に出展をしてみて

今回初めて出展したので、準備すべきものも100%準備をすることはできませんでしたが、自分たちでは自信を持って初日を迎えることができました。
ただたくさんの来場者が通る場所から離れていたことや、一コマの小さなブースだったこともあり、正直足を止めてくれる人は多くありませんでした。20万人と来場者数が多いことを謳っていますが、興味半分で見ているだけという人も多いように見えました。

ただ足を止めないまでも、商品を見てくれる人はたくさんいましたし、もちろん実際にブースに足を止めて話しを聞いてくれる人もいました。
商品に対してほとんどは良い評価をしてくれる人が多かったので自信になりましたし、厳しい意見をくださる方もどういった改善があれば良いかを聞くことが出来たので、今後の展開の参考にすることが出来ました。
また、自分たちが考えていた業種以外の人からも興味を持っていただくことがあって、商品の新たな展開のイメージをすることもできました。
ブースイメージ

最後に

全体としては会期中に注文をいただくことが出来なかったので、厳しい結果となりました。
ただ商品に魅力が無いというよりも、実績がなかったりこちらの準備が足りていなかったりということが要因だったので、改めて小さいブースでも成功するには、出展の前には相当な準備が必要だと感じました。

ただ頑張れば多くの来場者の目に留まるので、市場に評価してもらう場としてはとても良かったです。
実績を積んで再度挑戦したいと思っています。

最後の最後に

今回出展した商品は、私がスペインで一目惚れしたアーティストさんの絵になります。
まだまだ商品もサイトも充実していませんが、少しずつ良くしていきたいと思います。
「スペイン発おしゃれインテリアアート Callate la boca」
https://www.callatelaboca.jp/
Callate la boca


カテゴリー: 東京 | 投稿日: | 投稿者:
谷 誠

谷 誠 について

東京八丁堀事務所でディレクターをしています。
これまで職種をデベロッパー、ディレクター、デザイナー、エンジニアと色々経験してきました。Web制作に関しては幅広くご提案できます。